勉強会!

 はい! 本日は,
 日本在宅褥瘡創傷ケア推進協会主催の
 コアスタッフ勉強会の日! でした.






 今日も,良い勉強会でしたよ〜!






 まず,モルテンよりオスカーというマットレスについて
 説明がありました!
 実際に体験できる時間が少なかったのですが,
 周りの方には申し訳ありませんでしたが,
 体験させて頂きました☆







 個人的な感想ですが・・・
 もう少し,ゆっくりと体験したかったです.







 短時間でしたので
 はっきりとした事は言えませんが,
 自動で体位変換を行う という機能については
 まだもっとゆっくりと体験してみないと
 なんとも言えません.






 ただ,思っていたよりも
 楽であった というのが率直な感想です.







 で,このオスカーについては
 自動で体位変換 っていう点が注目されやすいんですけど
 この他にも,結構細かい点に注目して
 色んな機能が付いているのかと思いました.






 最初,驚いたのは
 モルテンと言えば! の,あの丸いセルが
 長方形になったという事.
 なんでも,長方形にすることでより圧の再分配がしやすくなったとの事.
 また,エアーマットレスを使用している時に感じる
 足の冷たさに対しての対策についても興味深いです.






 それと,体位変換の機能に付属して
 足側があがるという状況では,
 身体に合った膝の位置でちゃんと上がってくる という点.







 このあたりは,以前から出ているエアーマットレスの機能で
 自動的に圧を調整する という技術が
 生きているのかな〜 って思いました.






 今,現行ででているベッドの
 いわゆるギャッジアップを利用して
 セミファーラー位をとったりしますと
 なかなか・・・骨盤の位置,股関節の位置,
 そして膝下の位置っていうのが
 フィットするって方の方が少ないですもんね.





 そういった点で考えると
 このあたりの機能は,なかなか重宝するのかなと.
 そんな風に思いました.






 で,先程も少し書きましたが
 やはりポイントとなるのは体位交換の機能についてです.






 僕は,やはり手ですっきりと行えるっていう事が
 大事だな〜 って思ってはいるんですけど.






 メーカーさんが言うように
 現実,どれくらいの介護量があるのか? という問いかけに
 深く賛同する事もあって,
 もちろん,そういった点を考慮していくっていうのは
 大事だと思うんですけど
 でも,現実の話し,これがクリアになるっていう場面が
 少ないようにも感じます.






 モルテンのエアーマットに関してだけでなく
 エアーマットレス自体に疑問を感じる事もあるのですが
 それでも,幅の広い知識や情報が手元にあるっていうのは
 重要な事なんじゃないかと思うんです.






 どうしても,体位交換機能がダメだ・・・という事であっても
 それはそこで情報として持っておく必要性はあるし
 それでも,個人的には「使い方次第」っていう事もあると思うので
 例えば,この人にとってこのマットレスを使用すると
 頸部と腰がしっくりこない っていうのが分かれば
 そこだけ,フォローするっていう事をしたら
 それはそれで介助量の軽減にも繋がるのかも知れません.







 ちょっと,長々と書いてしまいましたが
 結局,言いたい事は
 やはり自分がそのマットレスに関してどう感じ,どう考えているのか?
 っていうのが,大事なんじゃないかと思うんです.







 みんなが良いっていうから良い とか
 なんかあまり良くないらしいよ とか
 そうでなくって,何でそうなのか? っていうのは
 何もマットレスに限らずですが
 必要な考えなんじゃないかな〜 って思います.







 現場には,様々な課題があったりしますもんね.
 幅広い視点,考えがもてるような
 そんな関わりが出来るようになりたいなって思います.





 
 と,いう事で. 次のテーマ.






 タイカから福祉用具の選定に関する事について説明がありました.
 それこそ,マットレスの選定に関する調査をはじめ
 小冊子作成に至る経緯と,説明に関する内容でした.






 興味深い研究内容でしたね〜・・・
 あんなに大人数のアンケート,どうやって入力したのか? っていう
 そんな所も気にはなりましたが
 やはり,マークシートですよね.
 じゃなかったら・・・もう,すごい! です.






 それにしても,やはりマットレスに関してもなんでも
 福祉用具の選定っていうのは,
 「なんとなく・・・」とか「安いヤツで」的な
 状況が,どうしてもあるかと思うんですよね.






 そういった点にてついて
 熱意ある説明を受けて,色んな事を感じました.
 作成した方々・・・本当にすごいです.
 これ,PDFでダウンロード可能だそうですので
 またそのURLが分かり次第,
 このブログでも紹介させて頂こうかと思っています.







 で,その次には症例検討会.
 






 これにはもう・・・なんというか
 いかに自分が褥瘡の事を知ったかぶっていたのか
 痛感する事となりました.






 褥瘡について勉強する事で
 創の評価って大事だな,その原因って大事だな なんて
 そんな目で創自体を見てきたのですが,
 まず,「その創自体」が,本当に褥瘡なのかどうか? っていう
 そんな視点が必要だと感じました.






 褥瘡ではない,皮膚のトラブルってたくさんあるんですよ!
 で,今日の症例は帯状疱疹であったんですけど
 これ,気づかないで最初に見た時って
 やれおむつがどうだ とか,ズレがどうだ っていう
 そんな目で見てしまう・・・






 もちろん,それって大事だと思うんですけど
 でも,もっともっとしっかりと見て
 すぐに褥瘡,すぐにケアの問題っていう考えにならないように
 幅広い視点で考えられるようにならなくちゃって思いました.







 その後,ケアナビの読み合わせなどもあって
 もう,褥瘡についての勉強会として
 また,より現場にそくしているって言う点で
 とてもためになる環境がそこにはあるな〜って思いました.







 今回の勉強会では,いよいよ90名近くの参加者となり
 近く100名超えるんじゃないか? っていう勢いなんですけど
 そりゃあ・・・増えますよね. ホント.






 得意の説明不足っていう日記になってしまいましたが
 是非,ご興味のある方は来月もまたありますので
 ご参加して頂ければ分かるかと思います!
 次回は3月13日(水)19:00− です.







 より良い現場にしていくために!
 そして,せっかく勉強するなら
 現場に沿った,
 そして何より楽しい雰囲気の勉強会が良いじゃないですか.
 この勉強会は,本当おススメです☆