筋肉をつけるという事

 こんばんは. 後藤です.


 某番組で筋力トレーニングについてやっていました.

 まずいです・・・.
 
 僕も筋力強化,しなければ!



 ただ,この話を聞いていて少し思ったのは,

 高齢者が多い僕の職場では,改めて筋力強化はどうかな〜という事です.

 
 賛否両論,あるのかと思います.

 筋肉がつくという事は,本当に良い事だとは・・・思います!


 しかし,筋力を強化することだけがリハビリの仕事なのかな〜 なんて思います.

 簡易的ではありますが,Alb値で栄養を状態を把握するとしたら,

 当院に入院する方の平均値は3.0を下回っています.


 そのような方々に筋力強化を行う としたら

 筋力強化に必要なタンパク質を,きっと筋タンパクを分解してトレーニングしているのでは?


 窒素結合比も関係するらしいのですが,詳しくはわかりません.

 また,入院というただでさえストレスが加わるような環境であれば

 活性酸素が,そしてフリーラジカルが生じ,酸化ストレスが増えるという文献を読んだことがあります.


 この酸化ストレスが,決定的にエビデンスがあるかはわかりませんが

 筋タンパクの分解を促進させるらしいのです.


 筋肉を上手く使うためのコツを指導する という点では

 筋力強化を行う必要性は感じますが,何にせよ適応という事を深く考慮しなければならないなと.


 ベタな話,ボディビルダーが野球の試合で毎回ホームランを打てるわけではないですしね.


 加齢と共に筋力が低下することは,避けられない事実だと思います.

 それに,感覚も低下するようです.


 いかにその時の身体状況にあった戦略を立てて動作を行えるのか?

 そして僕はその状況にあった戦略を患者さんと考察していけるかが大事なのかなと思います.


 福祉用具についてもそうですし,ケアの方法についてもそうだと思います.

 理学療法の学生の多くが,問題点としてまず筋力の低下を挙げてくることが多い印象があります.

 それは,筋力を発揮しづらい という感じではなく,純粋に筋面積の低下 というニュアンスが強い気がします.

 もちろん,僕が学生の時もこんな感じでした.

 ですが,今担当している学生に対し,筋力以外の事について指導する事のいわゆる暗黙の了解的な感じがとても好きになれません.


 神の手だ と思うようなセラピストはいますし,とても尊敬しています.

 ただ,,患者さんは僕らの作品では無いように思います.


 生活.その点を考慮していく事を忘れずに行きたいです!


 
 ・・・.



 また,偉そうなヤツ発言でしたね・・・.

 文章も上手くまとまっていないので読みにくいかと思いますが・・・.


 ただ,当たり前の光景に満足しないように!

 これだけは,肝に銘じておきたいです☆