Summer vacaaaation ☆

 こんばんは. 後藤です.



 世間の学生さん方は,只今夏休みの真っ最中ですね.

 今日,訪問リハビリにて行ってきた方の家では,親戚の方が見えていました.


 そこのお孫さんはまだ小学生で,親戚の同年代と思われる子供たちが来ていました.

 今日はとても暑い日だというのに,外で元気良く駆け回っていましたよ!


 昔は僕も,外で駆け回っていたように思いますが,

 今はさすがに・・・.


 それはそうと,もうすぐお盆ですね.

 仕事終わりに実家に行くか,日にちをずらしていくか

 まだ決めてはいませんが,たまには実家に戻ろうかなと思っている次第です.


 
 実家 で思い出しましたが,うちの病院には介護病棟なるものがあり

 普段は病院にいる事が常なのですが,このお盆や正月に

 在宅に一時外泊させたい という患者家族の意見があります. 


 褥瘡のリスクが高い方が多いですので

 主に外泊時には,褥瘡をつくらない という目的の基に

 いかに安心して,満足した外泊機会になるのか?

 この時期には作戦会議が集中するのです.


 とても素敵な機会であると思っていますので,

 僕はどうやったら患者さんにとって良い機会になり得るのか?

 患者家族さんにとっても良い機会になるのか?

 体位交換のポイントや移乗の方法,ポジショニングなどなどを病棟スタッフ達と考えていきます.


 こんな光景は,今ではすっかり普通になってきていますが,

 PTになり1年目,1度外泊をきっかけに重度な褥瘡になってしまった症例がいました.


 本当に情けなく,申し訳なさに胸が苦しくなった思いがあります.

 患者さんに,家族さんに. 

 帰ってきた時,必死になり褥瘡について勉強しようと思った事を覚えています.


 どう対応をするのか? という事を考えられなかったというだけでなく,

 なにより,外泊することを知らなかった という事が最も反省すべき点でした.


 この他にも僕は多くの苦い体験をしてきました. それから勉強しようと思っていても遅いのだと

 何度も何度も考えさせられましたが,今僕が行っている勉強方法で果たして大丈夫なのだろうか? と

 とても不安に思う事があります.


 実際にまだ見ぬリスクに関して,どの程度リアルに,かつ具体化したイメージがわくのか?


 動作などを新たに学習するといった事にはエラーという情報は重要だ という知見は多く見ますが・・・.

 分かっています. ただ,もっとこれを超越するような視点を持てるセラピストになりたいなと.


 臨床経験の少ない僕は,いつもこんなような事を考えています.

 コツコツやっていきたい という気持ちも,もちろんあります.

 ただ,自分の実力不足にて不利益を生じさせてしまうのは・・・.



 もっと,多くの方と話し,多くの知識を入れる.

 その方の体験談をしっかりと記憶し,イメージできる想像力をもつ.

 すぐに困った事を専門にされている方に相談できるようになる.


 課題は分かっていますので,あとはしっかりと向き合う力を持ちたいです.