高知家にホームステイしたい

 高知福祉機器展へ参加してきました.
 そこで,ナチュラル・ハートフルケアネットワーク(なちゅは)の大会もありまして.
 移動時間と滞在時間がほぼ一緒でしたが
 それでも参加できてよかった!です.


 
 ものすごくテンションのあがるお話しを聞きました.
 なちゅはの発起人,下元先生の話も,
 川村義肢株式会社 代表取締役社長のお話しも,
 全国に広がる,なちゅはの各ピースの方々.




 一度でもいいから
 高知の福祉機器展は行った方がいいです.




 各メーカーごとに並ばれた展示...
 そうじゃない.高知は違います.




 それに,ハードではなく
 ソフトについても知ることの出来る展示なんです.




 某県がしていた予防教室なんかも大事でしょうけど.
 でもやはり,セラピストと機器展って
 高知のようにもっとできることあると思う...




 前回のブログで
 次回はシーティングについて書く なんて言いましたけども
 高知の福祉機器展が素晴らしすぎて.




 ナチュラル・ハートフルケアネットワークのみんなが
 素敵すぎて.




 まず,こっちからだろう,と.
 書くならこっちでしょ,と.





 でもですね.
 シーティングのブログで書きたかっとことと
 本質は一緒です.




 高知の福祉機器展の中身がすごいって
 そこだけ切り取って知るってだけでは
 まだまだ「半分」,なんだと思うんです.



 専門職関係の方が読まれていると思いますが,
 今,あなたがしている仕事で
 ただ売り上げを伸ばすために用具を貸す,
 病院の利益を高めるために早期退院を促す っていう
 それだけのために医療や福祉に関わるだけでなく
 「なんのために?」っていうのを
 利用者,患者さん,対象となる方を中心にして考えると
 その方々にとって安心して豊かに暮らせるためには
 もっと地域のこと,生活するということまで
 考えていく必要性ってありますよね.




 どんな思いで,この高知では福祉機器展を開催しているのか.




 そんな部分も知ることができると
 ものすごく自分の仕事についてや,
 生き方について考えさせられます.
 大げさのようで,大げさではありません.





 物事の背景と文脈.





 これ,大事っす.




 きっと目の前のことを
 流すかのようにしているだけじゃあ,つまんないでしょ.





 相手にとっても,自分にとっても.




 高知の福祉機器展,来年は一緒にみんなでいきましょう!
 それがいい.そうしよう.




 
 それと!そうそう.
 僕,ハンドタオルを高知で買ったんです.お土産に.
 キャラクターものですよ.可愛らしいやつです.





 店員の淑女が,困ってるわけです.
 包装しようとすると顔を半分に折らなきゃいけなくなるからって.
 一番大きなのにしても,ギリッギリで入らないため
 どこかを折り曲げて包装しなくちゃいけない.
 購入したミニタオルはこれです↓

 もう一度言います.
 淑女は「ミニタオル全体が顔なので」,と悩ましげ・




 僕は,全額面か矢状面か・・・と折る方向を考え
 意を決して伝えようとしましたが,
 「ごめんね,左耳の方を少し曲げて袋に入れておくよ」って.




 どんだけ!
 どんだけいい人!





 顔を折って包みたくないんです.
 キャラクターですよ?実在しないんですよ.





 なんて言うか...こういう感覚って物凄く大事ですよね.
 感謝の気持ちを強く伝え,その場は後に去りましたが,
 高知に行った時には,必ずここでお土産を買おうと思います.





 でもね,これって.





 きっと,お土産を渡した人にも伝わると思う.
 あっ,だからこんな風に入れてあるんだって.





 こういうのが,もっと世の中増えるといいですね.
 




 はい,次回こそ!
 「シーティングについて思うこと」を書きます.
 宜しくお願い致します.