ポジショニングと動きの制限

 褥瘡予防や
 褥瘡の出来てしまった方に対して、
 「ポジショニングしっかり」というプランが
 立てられるかと思います。



 このドラクエのような
 「ポジショニングしっかり」というテーマには、
 切っても切り離せれない悩みがある事と思います。



 それは、「動きを固める」です。



 シーティングでもそうですけど、
 クッションを敷き詰める事によって、
 動きを制限してしまうのでは? と
 考えられた方は多いのではないのでしょうか。



 
 良い姿勢でいてほしい。
 褥瘡が早く治ってほしい。





 こういった思いのもと
 ポジショニングやシーティングをしていくと
 いわゆる「固めていく」という事になる・・・
 という場面に遭遇する事もあるかと思います。





 しかし、
 実際はそうは言っても、
 どうしても腑に落ちない点が
 この「動きの制限」にあるのかと思います。





 例えば、理由は様々でしょうけども
 褥瘡予防に関しては、
 自分でクッションから逃げてしまう
 クッションをかっても動いて外れてしまう とか。





 あとは、そもそも動ける方に対して
 その動きを止めていく方向で考えていくのが良いのか? とか。






 ポジショニングと動き。






 うーん。。。悩ましい。





 正直な話し、現場には
 「お願いだからじっとしててほしい」なんていう
 そう思われる方も多いのではないでしょうか。




 それに、ポジショニングっていうのは
 「動きを制限してなんぼ」だと、そう思われている方も
 もしかしたらいるのかも知れません。




 ただ、皆さんに考えて頂きたいのは 
 先ほども例に挙げた、


   良い姿勢でいてほしい
   褥瘡が早く治ってほしい
   じっとしていてほしい

 
 というですね。
 書いていてかなり苦痛ではありましたけれども。





 こちらの思いが先立っているような
 こういった介入というのは、
 いかがなものでしょうか? と思うわけです。





 ナチュラルハートフルケアネットワークで学んだ
 姿勢管理、ポジショニングというのは、
 それはもう、こう書いているので
 「ポジショニングと動きをちゃんと考えていく」
 っていうのは、もちろんそうなんですけど。





 いわゆる「やってあげる」的な事の話しではない という事も
 ものすごく大切なのではないか?と思うわけです。





 だから、5月10日に行う勉強会では
 「ポジショニングと動きも考える事」について
 話しをし、実際に実技体験や確認をしていくつもりです。




 そして、
 それ以上に、ディスカッションの部分もありますので
 実際に現場ではどう考え、どうしているのか?
 スタッフとして、どうしていきたいのか?
 そのために、どう行動へ移していくのか? などなど。





 もちろん、知識や技術を
 勉強会で学んでいく という事は大切ですけど
 そういった事も、一緒に話し合いながら
 進めていきたいと思っています。




 色んな方の意見を聞くという事は
 だいぶ重要な事と思います。
 



 同じ職場、気の合う友人との話しも良いでしょう。
 けど、どうしても「その色」があるかと思います。




 視野を広げることだけが、ディスカッションの結果でもないと思いますし。
 なんていうか・・・自分の考えが間違っていなかった とか。
 色んな話しが聞けるのも、大きい事と思っています。





 とは言いましても。
 5月の勉強会では、そこまで時間をとってはいませんが。。。





 はい。
 という事でですね。





 結果、ポジショニングと動きはどうやって考えればいいんだ? と
 まとまっていない、そんな日記となりましたけれども。
 



 正直、文章で書ける気がしません。
 




 では、なぜこういった事を書き始めたか。





 それは、5月10日に勉強会を宣伝するため・・・です。
 姿勢管理ってどないやねん みたいな話しや
 介助する って、どういうこと? などといった点を
 半日だけですけども、行いたいと思っています。
 



 ご興味のある方は、是非!
 こちらにチラシがありますので、きちんとご確認の上
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 お待ちしております!