悩み中・・・

病気って不思議で
痩せてたら、糖尿病にならないわけでもないし
いい人だからと言って、癌にならないわけじゃない。







いわゆる、難病についてもそうだし
先天性の疾患であっても
その原因が分かっていないことの方が多いじゃないですか。







五体不満足であっても、それはラッキーだと感じる方もいるし
なぜ自分が? と思う気持ちが払拭できない方もいます。








予防ってもちろん大事だけども
今までを畑仕事や産業でしてきた事が
腰痛や歩けなくなる原因になっている なんて言われたら
それは今までの行為自体が否定されているかのようにも
感じることと思います。







病気にならないようにしましょう という事について
こちらが一方的に思っていてもいけないないし
かと言って、制限をかけすぎるのも考えようです。







まだまだ、僕は若いとは言っても
何人もの方の生活に関わらせていただく中で
学んだ事はたくさんあります。







自分自身が、どうあるべきか?
はっきりとした答えは出ていませんが
ずっと考えていくことを諦めているわけでもありません。







顔面の筋肉でしか、パソコンを操作できない
ALSの方を担当させて頂いていますが
Facebook、ブログはもちろん
写真の編集まで出来ますし、
娘の誕生日に ・・・という事で
曲に載せて写真を流すという編集作業までされていますし
ニュースなどの情報も、かなり調べられています。






話すことはできなくとも
そこに父親として、旦那としての姿がありますし
なにより、娘の成長していく写真をみさせて頂いて感じたのですが
その写真を撮影している、その方の姿までが
はっきりと僕の心にも届きました。






今までの通りに動けないという
理不尽にも感じる病気なのかもしれませんが
僕は、セラピストとしての関わりで学ぶ事があるだけでなく
一人の男として、尊敬している面が多くあります。







病気ってなんだろう?
生活ってなんだろう?
生きることや死ぬことってなんだろう?







人それぞれに人生があって
それぞれに答えがあるのかもしれないし、
そもそも、答えなんかはなくって、
考えるものでもないのかもしれません。








僕には、まだまだ見えていないことがたくさんあるかと思います。







でも、こうあるべきだ。こういうもんだ。 という
誰かに決められるものではないと、そう思っています。







お前の代わりなんか、いくらでもいるから。 という
大企業がいうセリフとは考えられない話しを聞きました。
そうやってリストラにならざるを得ないという話しです。
労災後の復帰での場面だそうです。





代わりがあるのは、そのセリフを言った方に当てはまるとしか考えられないです。
1人は大事なことですが、1人だけでは生きてはいけませんもんね。
世界的に見たら小さな事で、小さな人数の家族の話しなのかもしれません。
誰でも良い なんて事があるのが悲しいけど
その人じゃなきゃダメだ なんて事もあると思うんです。







自分は理学療法士という仕事を選んで良かったです。
中学生の時に想像していたよりも遥かに
素晴らしくも難しくもあるわけですが、
まるで後悔なんかはしていないし、
もっと人間的にも成長したい!って思っています。







ただ、理学療法士になって良かった と思う反面、
良い理学療法士になろう! とまでは思わないんですよね・・・
それよりも、どういう人になるのか。
在宅に関わらせて頂く中で、少しかもしれませんが
分かってきたように思います。