最近の若者(自分含む)

 避けたい事って結構あったりするんですよね.
 例えば,今,悩んで悩んで・・・
 なかなか良い方向へいかなくて・・・
 いっくら資料を集めても,良い具体案がでず・・・
 かといって,誰かに聞くと
 批判されそうだったり,自分の評価が落ちそうだと
 予防線を張ってみたり・・・







 そういう時,「まぁ・・・考えるのやめよっ!」
 ってしてしまえば,どんなに楽な事だろう? と
 思ってしまう時があります.







 でも,それはただ現実に目を向けてないだけの話しで
 そのままにしていたら,解決するまでに
 ものすごく時間がかかってしまうし,
 下手したら一生付き合っていくことになりそうだと
 ふと実感するわけですよ.








 だからこそ,どんな事でもいいので相談できる相手だとか
 いわゆるライバルのような存在って,大事だと思うわけです.








 所属している部門での勉強会で
 意見をぶつけてみよう! って事でもいいし,
 院外の方であっても,それはもちろんいいと思う.








 ただ,誰かに何か聞く時って,
 必ずしも期待ばかりだけがあるわけでなくて
 そりゃ,不安だってあると思うんですよ.
 例えば,先輩に相談する時とか.
 「ダメだと思われたらどうしよう?」 とかですかね.
 実際に意見を聞いた事で
 落ち込むことだってあるんじゃないかと思います.








 でも,これはあくまで僕の経験上ですけど
 「褒める」って事がものすごく良いって事は
 なんやかんやの研究などで明らかにされてたりするかも知れませんが
 それだけでなくて,へこんだりする事も
 ホント大きな糧になると思うんです.








 今,自分にある課題を乗り越えよう! とか,
 そういう気持ちって大事だと思います.
 楽観視して,自分ではさほど努力してない状態で
 今の状況がパッと変わったりするんでしょうか?








 相談したり,良い刺激をくれるのが
 「人との会話」でなくても良いかもしれません.
 本を読む中で,自分の課題が見つかってもいいと思う.
 「あっ,PTとしてやっていけてないわ・・・」と
 感じた本や論文に,僕はいくつも出会いましたもん.









 ただ,僕のよくない所は,
 あまりにネガティブな部分が強いという所だと思います.
 ただただ,へこんで
 もがいている状況がやけに長いという所.








 ポジティブな考えで
 何かに向き合っている方がまぶしく見えるのは
 そういった「落ち込む状況」にちゃんと向き合い
 その上で,前向きに頑張っているからだと思います.








 僕も,最近は少しずつ
 ポジティブに考えたり,
 前向きに進める事が出来るようになりました.








 やはり,それには友人や先輩など
 「人との関わり」の中で得たものでもあります.







 そういった意味で,僕はかなりの幸せ者だと思います.
 色んな人に知りあう事が出来ましたし,
 お世話になる事が出来ました.








 だから,僕は後輩に言いたいのは
 どんどん,飛び込んでいけばイイ!ってことです.








 自分の考えが否定されたり
 落ち込んだり,見透かされたり・・・
 







 まぁ...きっついなー って思う事は
 たくさんあるかも知れません.









 でも,自分に足りない,納得できた! って事なら
 そこからまた頑張ればいいし.
 全然,自分の事を理解してくれない・・・ って感じたなら
 理解してもらえるように動けばいい! ってだけの話です.









 自分も,よく感じる事ではあるんですけど,
 先輩の人に相談する時って,いっくら自分が格好つけて
 醜態をさらさないように! と話しを進めていたとしても
 その事,だいたい気づいていますからね.
 「あっ,コイツは取り繕ってるな」って.








 話しの中で,「痛いとこと突かれんくて良かったわ−」って
 そんな事を感じたとしたら,それは大きな間違いで
 先輩が気を使って,
 敢えてそこに触れなかったと,感じた方が良いと思う.
 でも,気を使っただけならまだいい.
 呆れてる事もあるかもしれませんね.








 僕はそう思う事が今でももちろん,あります.
 これは,ご高齢の方とのお話をする中で学んだことでもありますので
 何も先輩後輩の話し合いだけでなくて
 臨床や在宅でも同じ事です.









 いっくらその場を繕っても
 いつかは返ってくるもんです.
 逃げてしまえば楽・・・というのも,結局はその場限り.







 まぁ〜・・・
 なかなかうまくいかないもんです.
 でも,やらなきゃなんともならないもんです.









 こんな事言うと,やらしい感じになりますが
 どうしても,「醜態をさらしたくない」という
 若いセラピスト(僕も含め)が多いんではないでしょうか?








 これ,先輩にも責任があると思うんですけどもね...
 でも,互いに思っている事が違うって事もあるだろうし
 それがどんな話し合いであっても,どんな状況でも
 ちゃんと自分の意見をぶつけてみる!
 きっとそれは良い経験になるハズ.
 ・・・って書きながら,
 自分にも当てはまる事が多くてへこみます...








 多分・・・ずっと特定の人をかまってばかりもいられないですよ.
 先輩って.
 じゃあ,かまって貰えるために
 ご機嫌をとりにいく? って話です.









 勉強,普通にしていく事です.
 センスや口だけでいける人が羨ましいです(やらしっ!!)









 少なくとも僕が知っている素晴らしい先輩や
 友人が,何にも努力せずに今の姿勢で走っているなんて事は
 全くないと思うし,
 誰だってきっと,落ち込むことだって
 失敗することだってあったと思うんです.








 とても尊敬している先生が
 昔,こんな事を言われたんだよ〜 って
 大変であった時のお話をして下さった事があります.








 でも,今その話しを聞いて僕はびっくりしましたし
 そんな事が予想もできなかった今になっているという事は,
 決して逃げてこずに,ちゃんと向き合って
 「今」に変えてきたからだと思うんですよね.










 僕もまだまだヘタレで若いですが,
 じゃあ今から10年後に
 この先生と同じ話しをする事が出来るのでしょうか?









 「10年前は,電カルから月報までリンクしてなかったんだよ」
 「10年前は,訪問リハにタブレットもっていけなかったんだよ」
 「10年前は,運動器の点数がこうだったんだよ」
 などなど,そういう話しをするのも・・・いいもんですね(?)








 今は,ホントベテランの先生方が多くて
 その先生方におんぶにだっこで
 僕らの若い世代は育ってきているし,
 まだまだ,そんな状況の中で生きています.








 でも,ずっとその先生方がいるわけではありません.
 







 しっかりと今のうちから,その意志や想いを学び
 それをまた僕らの世代で良いものとして発展させ,
 また,後輩の世代へと引き継いでいかなければなりません.








 人それぞれに考えはあるし,時間だって様々です.
 何か強迫的な文章になってしまった部分に関しては
 ただただお詫びを申し上げるしかないのですが,
 個人的な日記ですので,適当に読んでやって下さい...








 はい! ということで.
 明日は,瀬戸市で80名ほどの方を対象に
 勉強会を行います!
 僕1人ではありません. 素晴らしいスタッフと一緒です.
 楽しみでもあり,不安でもありますが
 何か一つでも,参加して下さる方の心に残れば! って思います.
 良い機会となるよう,努めてまいります☆