がっついてく!


ここ最近の日記を読み返していると
ホント、情けないと思う。
正直な話、書く前に悩んでいたのが
もう、なぜ書いたのか? と反省しかなく
すぐにでも消してしまいたい・・・と思っています。







が、あくまで個人的な日記。
そして、こんな事を書いていたという事実を敢えて消さず
教訓として残しておくことに決めました。







書く前には、どうしようか迷っていたことも
先日、参加した研修会で学んだことで
はっきりと、こんな風に思うようになったんです。







まさに、テーマは「コミュニケーション」について研修会。
コミュニケーションについての福祉用具に関して
以前、相談に乗って頂いた先生が講師でした。







この研修会に参加して思ったことは
色々とあるんですけども、
やはり、痛感したのは
「今まで僕のしてきたリハビリテーションってなんだったんだろう?」
という事。








講師の方の考え方、どこの視点でどう捉え
どのようにサポートし、どこへ向かうのか? という点について
とても有意義に学ぶことができました。
でも、こういった素晴らしい研修会というのは
参加して良かった! と思うのと同時に
へこんでしまうものですね・・・。
帰り道の車では、ずーっと考え込んでいました。







うまくまとめられる自信はないので
箇条書きにてまとめます(自分のために)








・時間の概念。残り時間が大切。「見通しが立つかどうか?」がポイント。
これは、発達障害の方の介入などを説明しながら
また、例題としてロールプレイングなどをしながら教えて頂いたのですが
この考え方って、忘れてはいけないですね。
僕は、今日の訪問の中で、「来週の火曜日までに靴が」とか
来週のリハまでには・・・などなど。
かなり意識した会話を心がけました。
いつ帰宅するのか? と毎朝のように僕は聞かれるのですが
その真意というか、なぜその事を聞くのか?を汲み取り
具体的に見通しが立つような返答をするべきです。
その日は遅かったとしても、それに変わる嫁への対応について
夫婦間の会話から考えて行こう! と。
確かに、僕も見通しの立たない状況って
ものすごく不安だし、動揺してしまいますもんね。
電車のアプリや、目で確認できるタイマーなどのも見せて頂き
現場に直結した説明が、大変ありがたかったです。











・「思い込みではなく、引き出すコミュニケーション」
命令ゲーム、というのを実際にやってみた時には
こんなにも心っていうのは、左右されるんだ!って思いました。
自分が思っている以上に思い込んでいるから思い込みなんだなと。(表現ベタですみません)
でも、多分こういう場面ってホントいくらでもある!
僕なんか、そんなこと満載だと思うし
聞いていて、思うこともありますしね。
また、無知の知ではないですが、
専門家になればなるほど、素直にものがみえなくなるよ と。
心の変化を絶妙に感じ、タイミングも考慮しようと。
ここでオススメの映画を教えてくださいました。
「最強の二人」だそうです。その晩に嫁と行ったうどん屋にあった
週刊誌にもちょうどその映画が出ていたので、読みました。
が、DVDでたらすぐに買おうと思います。









・具体的なコミュニケーションに関する福祉用具についての説明
ここでは、実際に文字盤で参加者同士で練習したり
それを利用することでのメリットや、評価方法などについて学ぶことができました。
この他にも、具体的な用具について説明がありました。
でも僕は、この時点で一つ感じたことがあります。
用具がどんなものかは大事だけど、用具の選定以上に大切なことがある! と。
それこそ、使いようによってはどんなものでもいいかも知れません。
それに、用具自体は専門の方に選定してもらってもいいように思います。
ただ、どんな状況で困っていてどんなことがしたいのか?
当たり前に評価してこなければならないと言われてきましたが
この深さがとにかく大事。
相手の生活をとにかく細かく把握し、
どこに悩んでいるのかをどこまでも知っていなければ、
ただの道具を導入するだけの事になってしまいますもんね。
もちろん、道具の機能についての説明がとてもためにはなりました。
でも、本当に大事なのはその前の話の部分なんだなと。
もっと。。。話しを聞いてみたい! と感じました。








と、いう感じで書いてきましたが
鉛筆を持たせないだけで、iPadに指で書かせるだけでガンガン計算問題が出来る
アスペルガー症候群の方はいるという話があったように
こちら側の「視点」ってものすっごく大事。
気づかなければ、そのままずっと生活する事になるかも知れません。
また、先生の講演の流れはとても入りやすいものでした。
パラリンピックのコマーシャル。すぐに探しましたもんね。
で、やはりその流れも内容の深さも
「教養」がものすごく高いためのものだと感じました。
現場の話でも、やはり1流の方の話って
予想が出来ない事ばかり!(僕が聞いてるとですが)










運動器疾患ばかりを担当しています。 という方、
是非!先生の講演を聞きにいくべき。
また、脳科学を勉強している方。 そんな方にも是非!って思います。
福祉用具の勉強をするのにあたって、勉強すればするほど
用具自体の使い方よりももっと大事な事を学べますし
課題が生じてきます。もちろん、用具自体の勉強も大事です。
でも、「リハビリテーション」。
職業、セラピストとか関係ないですよ。 ホント。









この先生なら・・・って思います。
世の中にいる、すげーって思う先生って
やはり自分にはないものをたくさん持っていると感じます。
まだまだ・・・自分はアホすぎる。







講演会などがある時は、このブログにてまた勝手ではありますが
宣伝させて頂きます。
僕の日記なんかよりも、実際に参加された方がよほど良いと思います。
「マナー・接遇」 みたいなコミュニケーションとか以上のもので
科学的根拠についてゴリ押しした話ではありませんでしたが、
敢えて話さないだけで、かなりの知識を持っている先生だと思います。
多分、予想すら僕には出来なほどです。








また、先生の講演会があった時には
もう一度しっかりと聞いて、学びたいと思います。
とても勉強になった研修会でした。








講師の先生、また今回の主催者様
本当にありがとうございます。
今後、開催される研修会をとても楽しみにしています。
学んだ事を、しっかりと生かしていきます!