離職率が低いと良い職場か?


まずは、こちらのニュースをお読みください・・・
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120820-00000002-cbn-soci





介護職員の離職率が過去最低を記録した との事。
なぜ、離職率が低下したのか? については、
推測の域をでてはいませんが、どこの事業所でもしている様々な取り組みが
このような結果へと繋がっているそうです。








どこの病院や、施設でも人材確保って悩みの種である話題かと思います。
どういった理由で、仕事を辞めるのか? は、
本当に人それぞれであるかと思いますが、
こうやって人材確保が出来ているようになったのは
いい結果として受け止めても、良いのではないでしょうか。
・・・事業所側にとっては、ですけど。







難しいですねー・・・こういう話題は。
どう解釈して良いか分からなくなります。
現に、この不況である状況で
安易に離職できるのか? って言われると、
実際は「ホントは辞めたい」という気持ちがあっても
そうはいかないから、仕事をしている という状況もあるかと思うんです。







離職における理由というのが、人それぞれで多様性に富むものであると同時に
「辞められない」という人にとっても様々な理由があるんでしょうね。
離職率が過去最低を記録したからといって、
前言撤回です。やはり、素直にこれを喜んでいいのでしょうか?







実際は辞めたいと思っているスタッフは○○%いる なんていう論文を読んだ事があります。
かと言って、自分の職場にいるスタッフをざっと見て
「この中の○割は辞めたがっているんだ・・・」という目で見るのも
事業所によって違うと思うので、一口に言えた事ではないと思うんですが・・・。







こんなこと言うと、誤解されるかも知れませんが
僕も「辞めたい」と思うこと、ありますよ。
理学療法士という仕事が嫌いになったりもします。







誰しもがふと、そんな事を思ったとしても
そこから逃げたり、諦めてしまう というのは
そう簡単にできる事ではありませんよね。






やはり、そこには「プロであること」 という意識が
そうさせるんじゃないか? と。







まぁ、偉そうに言っていますが
これはTwitterからのつぶやきで読んだことでもあって
とても、心に響いた言葉だったんです。







趣味や遊びでやっているわけでは、ありませんからね。
目の前にある壁がとても大きなものであったとして、
どうしても逃げ出したい課題があったとしても、
それに絶望して、逃げ出したりなんかは出来ないじゃないですか。
プロとして。







ただ、こういった事から考えると
実力や知識がなければないほど、「プロとして関わる事」というのが
かえって対象となる方にとって迷惑以外の何者でもない となるのかと思います。
だからこそ、勉強をする必要があるかと思います。








でも、すぐに経験年数を重ねる事は出来ません。
ここに悩みが尽きない事象が出てきて、
それでも、なんらかの理由をつけ、自分に納得しては
未来を想像しながら3歩進んでは2歩下がって・・・って、やべ! 4歩下がってしまった!
みたいな、そんな毎日を送っているかのようにも思います。







中途半端に先輩として働くようになって、
後輩であったり学生であったり、他職種のルーキーを見ていて
「あー。逃げているな」と、勝手に思い込んでいる時期もありましたが
そうせざるをおえない環境であったり、実は違うルートからその壁を登っている・・・
そんな状況だって十分にあるのかな? って思うようになりました。






人のこと考えられるほど、余裕が・・・ないんですけど。
もっと自己研鑽していきたいと思いますし、
もし、最初に出したニュースの離職率
介助する側にとって良い方法を提案することで、
さらに低下する要因の1つになりうるなら・・・







「実は辞めたい」と感じているとある1人のスタッフの
その主な原因が身体的な負担であったとしたら・・・







役に立てる場面があるなら・・・ではなく、
役に立てる人になんなきゃって、そんな風に思います。
すごい先生、世の中にいる事知ってしまった(?)ので。
うーん・・・よっしゃ! がんばろう!