人に触れる「責任」について


最近、ちまちまと英語の勉強を!と思いつつ
簡単なニュースや論文なんかに挑戦しているんですけどね。
これが、まあ面白いくらいに頭に入らなくって!
もう、どうなっとんねん! とツッコミを入れたいほど。
とにかく、やはり単語自体を知らなすぎるんですねー。文法以前の問題です。







結局のところ、ほんと少しでもなんらかのフィードバックが得られれば
モチベーションもあがるんでしょうが、これまた根がネガティブなもんだから
まさに悪循環。 以前、知らなかったことが分かったとしても
「たったの単語ひとつか。。。」となってしまいます。







文章がスラスラっと読める事が、僕にとっては一番の目的です。
そりゃ、聞き取れたり話せたり出来れば言うことないんですけど。
まずは、リーディング。 これだなーなんて思っています。






なんでも、新しいことをはじめるって事は
そうそう上手くいくわけがありません。
病気を患い、「新しい動き」をせざるえなくなった方にも
これと同じようなことが言えるのかなー? なんて思います。







病気自体を良くして。。。っていうのも大事ですけども
やはり、「動き」があるからこその人生。フェルデンクライスも言ってましたね。
今までの自分の身体能力を駆使して行ってきた生活における動作が
ほんのわずかな感覚のズレや、予測した動作に追いつけなかったりすることで
これはものすごくストレスとなり
まるで全てが新しいことを学ぶかのように、病気と付き合って
日常生活を行っていかなければなりません。






学問によって様々な表現はあるかと思いますが、
患者は、地図を失ったまま航海をするようなものだ なんて言われたりする通り、
何をヒントに、どう環境を含めた周りと情報をすり合わせて
どんな手段を選び、どう遂行するのか? って事が
本当は過去の経験なんかもあるので、
ある程度それを利用したりする事も可能かもしれませんが
自分の身体機能が違ったりしたりすることで
なかなか上手くいかないってことがあるかと思います。






僕の友人もよく言っていることで、納得する事があるんですが
もし、介助が必要となった場合、その介助の仕方自体が
相手にとって「動き」として捉えられてしまう事を忘れてはいけないね。 って
まさに! なんて事を思います。
ただ、疾患や状態にもよりますよ。







もしも、今の僕に
出来れば吉瀬美智子みたいな人が
「こうやって、英語勉強するとすぐ覚えられるよ!」 と言ってきたりしたら
それ信じて、その勉強法ばかりやると思うんですよね。
うん? ちょっと違うかも。






やはり、分からないんですよ。 新しいことって。
だから、慎重に行くもよし。思い切って失敗覚悟で動くことも良し。
キャラクターに合わせて、それぞれ思うように取り組んでいくんだと思うんですが
介助が必要となった方にとってみれば、自分で動いて感じることができない以上、
やはり介助をする側が負う責任ってのが、ものすごーく大きいんだと思うんです。





こういう感じで。。。 と、触れた方法自体が
あまり良くない方法であったら、どうでしょう?
間違った地図を渡したりしてはないのかな? なんて事を
僕は臨床で考えたりしています。
寝たきりの方ばかりを対象とした話ではありませんよね。
脳血管疾患はもちろん、整形疾患であっても
急性期では、同じことが言えるのではないでしょうか?







人に触れる、人の動きを支援するって事は
本当に重要で、責任があることだと思っています。







偉そうに言っていますが、今までの経験の中でのことや
もちろん、今でも落ち込むことがあります。
ぶっちゃけますと、逃げ出したくなる事だってありますよ。そりゃあ。







でも、だからといって何もしないままで良いわけがありませんよね。
人なのにモノを扱うようになっている現状でも、良くないですよね。
自分はどうなんだ?え? ちゃんと考えてんのか? →すみません。頑張ります!








ただですね、触り方が違えば
急性期から考えても確実に違ってくるのか? と聞かれれば
そうだと思う! と言えますが、数値的な部分では
はっきりと言えないかと思うんですよね。
統計が全てではないですよ! 世界では、結果が出ていますよ! と
自分に少しでも言い聞かせている部分がある以上は
ちゃんと、基礎研究の論文を読んだりしていきたいですし、
もし、いつの日か研究できるような機会があれば
もっと調べて見たいことがあるので、ちゃんと整理していければなー なんて
そんな事を思っていたりしています。






世の中、知らないことだらけです。
一生をかけても、分からないことや知り得ないことなんてのは
たくさんあるのかもしれません。
だけど、ほんのちょっと部分でもいいので
医療や福祉、保健の分野にて
この社会に役立つことができれば。。。イイなー! って思って
また勉強に励みたいと思います!