デイケア VS 私


 ここ最近,色々な方に「道,混んでいませんか?」と
 心配して頂けるのですが,
 ピークは本当にすごかったです!
 もう,落ち着きました.







 冬のにおいがする時期ですが
 色んな場所で紅葉で撮影した結果,
 最も良い感じに撮れたのがコチラ↓

   

 これは担当させて頂いている方の家にある紅葉です.
 本当に綺麗でした☆







 今回,当地域に遊びに来て頂いた方
 ありがとうございます!
 まだ,来た事がない方.是非! お越しください☆
 色んな方に言っていますが,
 もしよければ,案内します! 本気です.






 
 と,いうことで.
 今日のテーマに入る前にひとつお詫びがあります.








 日本在宅褥瘡創傷ケア推進協会のコアスタッフ勉強会ですが
 HP上からは参加希望が出さないそうです...
 すみません...勝手な事を言いました...







 会員登録をして頂くと,勉強会のご案内が行くそうです.
 もし,困っている方がみえましたら
 窓口ではありませんが...担当の方を知っていますので
 ご連絡頂けると幸いです.
 勝手に発言してしまい,ご迷惑をお掛けした方
 申し訳ありません. 以後,注意します.







 さて.
 というわけで,今回のテーマは
 「当地域の方もお世話になっている介護老人保健施設があるんですが
  堀田先生のご紹介により,勉強会を行う事が出来ました」 という
 長いタイトルですが... これについて書きます.








 遡ること3週間ほど前(よし! まだ1カ月前までいってない!)
 11月22日,良い夫婦の日に,出陣してまいりました.
 単騎では突っ込めませんの,兄貴分の方(勝手に言っていますが)とです.
 会場は,こんな感じ(隠れて撮影ばっかり!)
 
   

 実技ではなく,話しが中心との事.
 「ポジショニング」について です.







 ポジショニング... 今回頂いた話しのおかげで
 またしっかりと向き合う事が出来ました.







 なんせ,当会の勉強会でも
 やはりポジショニングの練習の際には
 どうしても時間が足りなかったり,もっとここを説明したい! とか
 なりやすいテーマでもあります.
 一度,じっくりと考えなきゃな〜 と思っていたためです.







 当会の勉強会についても,先日行った勉強会の時に
 今後の内容について,ポジショニングをどうするか? 
 というテーマが上がりましたした.







 今後,どうなるかはまだ決定しておりませんが
 やはり,ポジショニングは大事な分,どう説明するかが悩みます.






 しかも,今回はスライドが中心.
 実技をみんなで行うベッドがあるわけでもありません.
 さあ,どうしましょ? という所からのスタートでした.






 結局,今回の大きな流れとしては
 スライドで説明 → 皆の前で実演 → スライド・・・
 という形にすることとしました.






 映像だけでは,伝わりにくいかも...と
 自分のスペックを評価した結果です.







 で,肝心なポジショニングの流れとしては
 1.支持する面を広げる
 2.体をちぢこませない
 3.重力を考える
 という所を3大ポイントとし,
 その後に,全体的なケアの中のあくまでポジショニングは1つですよ〜
 といった具合で占める事としました.







 スライドの作り方は,もう本を頼りまして.
 そして,配布資料はアニメーションもちょくちょく使ったので
 簡単なレジメ & メモ帳 的な感じで配布させて頂きました.
 ちなみに,この方法は友人からのパクリです. ありがとうございます☆
 





 で,
 今回,特に気をつけたのは
 「明日からの現場が,少しでも変わる」 という点です.
 1時間という時間の中では
 やはり「実際に行う事が出来る」という事も
 大事かと思いますが
 先方のセラピストは素晴らしい方だと知っていたため
 まず,「見方や考え方が変わる」 というのが
 勝手ではありますが,今回の課題であるなと思いました.







 まず,支持面の所.
 説明した後の実演では,「こういうポジショニングしてませんか?」と
 例を挙げた後に,どこにクッションを入れたらよいかを話しました.







 体をちぢこませない という所では
 背抜きの話しと,重みを移していく というテーマで話しました.
 クッションを入れていくと,どうしても肩なんかは内側へとはいってしまうし
 最初のテーマで話をした後に,きっとあんなに当てるとなんか窮屈そう!
 と感じる方もいるかな〜 と思ったためです.






 で,重力に関しては
 外人さんが酔っぱらって電車の座席に横になって
 今にも床に落ちそうな写真や,
 バーで今にも椅子から転げ落ちそうな
 そんな写真をスライドで使用し,
 どうやって助けます? 的なやらしい感じで説明して
 実際の場面ではどう考える良いか?
 特に,「今,どうするべきか?」 という点よりも
 「このまま寝ていたら,どう拘縮が進みますか?」 という
 将来的な視点で考え,話し合うと良いですよ って事を
 伝えました.






 基本的に.
 言っている内容は下元先生のパクリです.
 色んなところで,色んな話を聞き
 それをスライドと実演というダブルサポートのもと
 説明させて頂きました.






 今回の試みとしては
 実際の写真をスライドに使用するのは敢えてやめました.
 実演した方が,伝わりやすいと感じたためです.
 その時に実際の場面と照らし合わせて頂き,
 スライドでは,イメージ写真となるようにしました.
 





 トータルケアという点では,ケルン大聖堂の写真を使って
 世界遺産という壮大なスケールで(柄にないのに)
 その1部分ではなく,全ての要素があって世界遺産なんですよね的な話から
 ポジショニングだけではなく,
 クッションいれる際にどう動かすか?
 足部をどうしていくとよいか? 体温計は?
 などなど,あくまでどんなケアを行うにしても
 その目的や統一された方向性が必要だと思いますと
 そんな感じで占めました(つもりです)






 実際,現場で働かれている方にとって
 「そんな上手いところいくのかよっ!」と思われたかも知れないのが
 正直な話し,反省点です.
 どうしても,表情を見る限りですが
 そんな風に思われているかな〜 という方が2名ほどみえましたからね.
 でも,その方がいたかからこそ
 自分はどう伝えるべきなのか? をまた考える事が出来ましたし
 すごく良いフィードバックを頂いたと思います.
 まだまだだなぁ... ホント.






 
 ただ,個人的にではありますが
 今回,スライドを作成する時間は少なかったものの
 どうやって構成するか という点で
 ポジショニングと向き合ってこれたように思います.






 もっと.「人に伝える」ことは勉強していく必要性がありますし
 やはり,その話にリアリティが欠けてはならないな と感じます.






 実際に今回,このような貴重な経験を頂いた事で
 また新しく課題として向き合う必要性がある事を感じましたし
 先方の理事長の方から,「Facebookやってる?」 と
 言って下さった事が嬉しく感じました.
 デイケアで働かれている方とも,ポジショニングについて
 色んな話が出来ましたし,
 今後,もう身近な施設ですから
 形上の連携ではなく,中身のあるものを
 一緒に考えていけたら... と思っています.







 とにもかくにも,
 このような企画を頂けたのも,堀田先生のおかげですし
 本当に僕は多くの方に感謝していかなければなりません.
 ありがとうございます!





 
 今回の勉強会には
 僕,スーツで行ったんです.
 先方からは,何か申し訳なさそうに言葉をかけて下さいましたが
 そういえば. この快適ケアが出来る前に
 堀田先生とお会いできると聞き,
 実技の練習をすると聞いていたにも関わらず
 スーツでお会いしに行った日の事を思い出しました.
 もちろん,着替えは持って行きました.






 
 「お前はまだまだ若いんだから,先方の方へ不信感を抱かれないように」と
 スーツ着用をすすめてくれた先生の事を思い出したりして...







 初心,忘れるべからず! だなと.







 はい.
 調子に乗ってるんじゃねーぞ,僕! と.
 先方からお話を頂いただけでウキウキしているのではなく
 もっと先の事や自分の地域をを考えていかなくちゃ と
 そう感じた,素敵な1日でした.