還暦

 今日は久々に実家へ帰りました.
 もちろん,就業後.





 なぜなら,今日は親父が還暦を迎える日だからです.
 早いもので,もう60歳です.





 きっと息子は帰ってこないと
 タガをくくっていたと思いますし,
 それに加えて,実家に帰る事は母に頼み,内緒にしてもらい,
 サプライズで嫁と帰った訳です.





 そしたら.





 僕と顔を合わしても,
 「おう,なんだぁ?」 くらい.
 でも,引き続き嫁が入って行くと
 「ビクっ」となってました. 





 この差はなんなんだ と思いながらも
 家族団欒,親父の還暦を祝ってきました.





 二男坊主は,帰る事が出来なかったのでいけませんが
 電話で参加という形で.
 楽しくお祝いをすることが出来ました☆





 昔,というか
 以前なら,こんな事やるなんて考えてもいませんでしたが
 少々,僕も大人になったのかな なんて思っています(キター! ←は?)





 
 うちの親父は,変わった親父で.
 田舎育ちですからねぇ... バカ正直で,クソ真面目って感じです.
 真っすぐですよ. だから,かなり不器用です.
 すぐ騙されますもんね. 応用も効きません.
 




 しがない地方公務員ですが
 ひたすらに地域の方のために頑張り続けて
 30年以上(40年かも?)働き続けています.
 今は早期退職をしましたが,まだ少し頑張っているようです.





 小さな頃の親父のイメージとしては
 それはもう鬼のような印象が強く.
 よく悪い事をすると蔵に閉じ込めるわけです.
 




 柔道の先生も,何故か警察署でやっていて
 あまり乗り気でなかった僕を半ば強引に連れ込み
 確か・・・初日に脳振盪を食らわされたりしました.





 そんな記憶もある中で
 それでも感じていたのは
 常に子供に対する優しさというのがありました.
 あんまり,こう言う事は書きたくありませんが(恥ずかしいので)
 僕にとっては,間違いなく世界一の親父です.
 まぁ,2番目がいない というのもありますがね−
 





 こんな大人になりたくない!
 親父は,脳みそまで筋肉だ.
 公務員になれ! ばっかりじゃん...
 などなど. 色んな事を思った時期もありましたが
 今は,出来る限り長生きして欲しいな と思ったりしています.





 
 なかなかプレゼントを考える時間も無く
 家族全員が揃う機会もないので,取り敢えずプレゼントは
 「家族旅行招待券」 としました.
 一応,日にちの確保もしてみましたが
 出来ればなるべく近いうちに旅行に行って,赤いチャンチャンコを着せて
 赤いマフラーも着せて,「炎のファイター」のテーマソングで
 入場してもらう宴会を行いたいと思っています.






 以前,「親と時代を選んで人は生まれてくるんだ」 なんて話しを
 聞いた事があります.
 ホントかなぁ〜 なんて思う事もありますが
 今では,なんとなくそうかな? と感じています.






 早く僕ら夫婦を選んで
 子供が生まれてきてくれると良いな なんて.
 で,はやくこの親父をおじいさんにしてあげたいものです.





 今日の還暦祝いは
 正直,この職業をしていなければ行ったかどうかも分かりません.
 それくらいに,家族の大事さ というのを
 臨床で学ばせてもらいました.






 少しお酒も頂いたので
 今日の内容はド個人的なもでしたが,
 昨日書き忘れていた,ノーリフトに関して感じた事
 自分で調べたいと思った事を,今後ちょこちょこと書いていきたいと
 思っています.
 




 次は2年後.
 祖母の米寿が迎えられるようになると良いです.
 それまでには,もう少しまともな孫になれるよう
 明日からも頑張って行きたいと思います.