ある事象から事を勝手に妄想する


 いよいよ,明日は千葉へと出陣です.
 今年の発表は,リハに関するものですので
 楽しみでもあります.




 ただ・・・有意差がでなかったのは残念ですが.




 とは言ったものの
 研究デザインそのものに問題があったようにも感じます.




 なにより,具体性が少ない...
 リハ部門では,こういった事が良く起こるかとは思いますが
 厳密に統計にかける事の難しさにはホトホト参ります.





 シングルケースで統計かけるのが最近増えているのも
 そのせいかと思いますが
 こと褥瘡に関しての今回の発表については
 ただ単純に自分自身の研究不足も考えられなくもない感じです.




 今回のテーマは
 「リハスタッフは褥瘡保有者に関して治癒速度を上げることができるか?」
 という,なんともざっくりな発表となります.




 しくじったなぁ〜 と思う点は
 まずstageで分類し,検討したという点.




 褥瘡が深ければ,早く治る なんてーのは
 もうすでに覆されています.なのにstageで検討しました.




 しかし.
 リハ関係ではありませんが,とある先行研究では
 各stageでの治癒速度を検討していましたので
 それに沿ったのでした.




 ただ,見る方からしたら
 そもそも当院における治癒速度の速さ(stageでの話しですが)が
 全国平均よりもなかなかの感じで上回った数値となっております.
 これは,明日の発表では敢えて説明しませんが
 少しだけ誇れる,そんなデータです.




 そもそも,リハを行っているかどうか?
 と検討していてもですね...
 常に褥瘡回診にセラピストは介入していましたので
 PTも参加している回診 + リハ処方 となっても
 有意な差がでなかったのかなぁ〜 とも考えられます.
 リハ処方が無くても,近い事は行ってきた! つもりですし.
 長い日数をかけて介入したわけではありませんが
 事あるごとに介入してきたのは,間違いありません.



 と,偉そうに言っていますが
 まぁ,なんとでも言えてしまいますものねぇ・・・
 勝手な解釈ほど,迷惑なものはありませんので,いけませんね.
 それに,具体性がないのは確かな事ですので
 新しくスコア化することができるツールを次回は使用し,
 より具体性を出すつもりです. 多分来年ですが.
 



 今回の発表に向けて
 色んな方のご協力があり,またその過程で多くの事を学びました.
 周りの方の優しさなんかももちろん,知識の深さや
 ご迷惑なんかもお掛けしたことと思います.




 色んな事をひっくるめて学べました.
 理想とするコメディカル. なっちゃだめな大人.
 これらも,具体的な人物がいた というわけではありませんが
 色んな事を考えながら,勝手に思い描いたりすのでありました.
 



 う〜ん・・・なんだか統計を行っている時の感覚と変わりませんねぇ・・・






 先ほど,明日一緒に発表する後輩を自宅に招き
 最終調整がてら,嫁の手料理を3人で食べました.




 いよいよ明日です! 
 準備は万端!! あとは晴れることを祈るのみです.
 あと問題は,朝がとにかく早い. これは強敵です.