クーパーを持ったPT


 行ってきました☆
 日本在宅褥瘡創傷ケア推進協会主催の
 コアスタッフ勉強会.




 今日はケアナビに沿い
 「デブリ」について学んできました.



 もう,口癖になっていますが
 まだまだ知らない事. 沢山ありますね.
 本当に勉強になりました!



 何故? 壊死組織を除去する必要性があるのか?
 といった点を学ぶために,そもそも壊死組織とは?
 という点から細かく,かつ分かりやすく教えていただけました.



 なにより,この勉強会の素晴らしいところをは
 基礎知識に合わせ,いかに在宅をはじめとした現場で行うのに
 何が必要か? などといった点を含め説明してくれるところにあります.



 このマッチングセンスは,さすが堀田先生! といった所です.
 知識をいくら手に入れても,それが生かされなければ
 ただの口だけさん になってしまいますもんね.
 この勉強会には,勉強をして行く過程でよく迷う
 現場とのマッチング性についてのヒントも多く学べます.
 いやぁ〜... 勉強になりました. ありがとうございます.




 そして,本日は「デブリ」を実際に体験してみるという
 試みもありました.




 生の鶏肉の皮を壊死組織と見立て
 クーパーなどを用い剥がしていきます.



 まさか,セラピストになった時に
 このような経験が出来るようになるとは思ってもいませんでした...



 堀田先生の行う様子を見ていると
 あまりにササっと行っているので,簡単なのかなぁ〜 なんて感じました.




 しかし! 大きな感違いでした...
 難しいです. しかも,実際の場面では対ヒト.
 そして,「デブリ」時の姿勢も環境によって変わるはずですもんね.




 実際に体験してみて,分かる事もありました.
 貴重な経験をさせて頂き,ありがとうございました!




 さて,この「デブリ」体験.
 「デブリ」自体,アメリカの特定の州や,諸外国では
 看護師も行う事が出来るらしいのです.




 日本医療の将来を考え,このような機会を作って頂いた
 前川先生にも感謝! ですね. 




 ただ...
 何故か僕の頭に浮かんだ言葉は
 「僕(PT)とハサミは使いよう」 でした...
 いやいや,だって! 難しいですもん.




 鶏肉の皮を見ながら,ここに血管がある と
 見抜きそこを残しながら切除する堀田先生.
 腱も見事に取り除いていました. 簡単そうに.




 プロって,こういった先生の事を言うんだなって思いました.




 来月にもこの勉強会はあります.
 5月12日です.
 次回はどういった内容なのか?
 楽しみです☆