The “桜”  blooms.


 今日は理学療法士の国家試験結果が発表される日です.



 合格おめでとうございます!
 特に担当させて頂いた学生2名.
 報告してもらえた事も嬉しいですが
 何より合格した事が嬉しかったです☆



 1人は安心してましたが,
 もう1人は... ちょっと心配してました. ちょっとね(笑)



 3ヶ月,半年,1年,3年・・・ と,
 どういったセラピストになっていくのか
 身近で見ることが出来はしませんが,行く末が楽しみで仕方がありません.



 年上のFさん.
 彼は頭がいいのはもちろん,何よりも優しいです.
 社会人を経験されているだけに,マナーもばっちりかと思います.
 熱心に取り組む姿勢は,ピカイチですしね.



 ただ,年が上であっても
 経験年数を気にするがあまり,自分の意見を押し殺す
 なんて事がなければ良いなぁ〜 なんて思います.
 どうしても,ミスが気になる年齢かもしれませんが
 思い切って,はしゃいで頑張ってほしいです.
 うん? はしゃぐ姿が想像できませんが...



 そして現役のT.(何故か呼び捨て)
 若い事が有利である部分はあります.
 が,ネックになる事が必ずあるはずです.むしろ多いかな?
 でも,よくよく考えると結果自身の努力不足が原因なのですよね.
 これはあくまで経験論ですが.
 誰しもが同じ道を通ります.
 僕もまだまだです.
 困ったことがあったら,気にせず連絡してほしいものだな と.
 そして,周りに一緒になって考えられる仲間を多く持てるような
 そんなセラピストになって欲しいものです.



 この2人は,きっと良いセラピストになるでしょう.
 僕なんかが追いつけないほどに.



 改めて,気合が入りました.
 この2人の努力量に負けないように!
 僕も精進していきたいと思います.



 最近...と言いますか,昨日も書きましたが
 実は偉人の名言がとても好きなので,僕は.
 この2人と,そして何より自分にも言い聞かせる意味で
 この言葉を日記に残しておきます!





   人間は,「起こること」よりも,
   「起こること」に対する「見解」によってひどく傷ついてしまう

             ミシェル・ド・モンテーニュ





 これは,自身にも言える事だと思います.
 辛いな... と思っても,それは解釈次第,
 なのかもしれません.



 ただ,セラピストとしては
 対象となる方の「見解」についてもよく考えていかなければなぁ〜
 なんて事を,常に考えています.



 麻痺の程度や,骨折の状況
 それだけではなく,その人がどう考えているのか.捉えているのか.



 痛みの感じ方なんかはもちろん
 1人1人症状が違う,アプローチした結果が違う なんて事がざらにあるのは
 それは怪我の程度,既往歴なども影響しているかと思いますが
 その方がその「起こったこと」に対して
 そもそも感じる印象が違うから だと思います.



 そこまで考えて,そしてさらにはその方の「環境」まで考えて
 はじめてその対象となる方の事を考える と言えるのかも知れませんよね.



 決して,例え軽度の肩関節周囲炎でも
 ただ可動域を稼ぎ,動作の獲得だけを目標とせず
 よくよく話しあってその方の事を考えていきたいと思っています.



 「こなす」ような形で,患者さんに接していかないように.
 これが重要ですよね. 



 ただ,質問攻めが良い というわけでもありませんので,そこは注意です.
 話すことが出来ない方もいますし,詮索されることが苦手な方もみえます.



 十人十色.行動からも相手の考えを考えなければいけないと思います.
 言葉以外でも,想いは伝わり(伝わってくる)ますものね.



 セラピストとして,色んな事を学んでいくと
 どのような状況でも,しっかりと考えられることが出来る人間になれると
 僕はこの眼で多くの素晴らしい先生を見て,感じる事が出来ました.



 同じセラピスト. 共に頑張っていきたいものです.
 


 そして,いずれ学生さんだった2人にも子供が生まれ
 親父になったら,子供を一度抱かせてほしい位です.



 で,ある程度大きくなったら
 「僕はパパの先生だったんだよ」 と言って
 親父としてのメンツを丸潰しにしてやろーかな なんて(笑)



 そうです.若い有能な芽は,早めに摘むしかあるまい.(注:完全に冗談)



 今日は,なんだかとても良い日です.
 本当におめでとうございました☆
 また,いつの日かお会いできる事を楽しみに.
 飲みに行けると,良いですね☆