誰が教えてくれるのか


 今日は少々,失敗をしました...
 やや,立位での下肢運動を行いすぎてしまったため
 疲労が強くなり,ちょっと疲れた...
 と言わせてしまったのです.



 少し,焦りすぎました...
 かなり痩せていて,なかなか荷重をかける練習をしていなかったもので
 やや過負荷になってしまったようです...



 イカンなぁ〜・・・ 



 その後,ちょくちょく部屋を覗いたりして
 夕方,時間が空いたのでまた評価してみると
 すっかり問題ないよ との事. 良かった...




 でも,もう二度とこんな事がないようにしなきゃ.
 もう忘れないようにして行きます.




 話しは変わりますが,患者さんに
 今日は凄く良い事を教えて頂きました.




 なんとか,シルバーカーで歩ける方で
 まだ手をしっかりと握り,シルバーカーに頼り過ぎている方なのですが
 「今,シルバーカーに体重をかけるのと,足にかけているのの割合は?」
 と聞いたところ
 「7対3 くらいだね.」 とのこと.




 「これを,徐々に逆転していきましょうね」
 という話しをしていた時に,ふと耕運機の話しになりました.




 「耕運機を使う時,えらい手に力が入ってしまうのだけど,
  これが慣れてくると,本当に手を添えるくらいの感じで出来るようになる」
 ですって.



 そして,
 「耕運機が,教えてくれるんだよ. 仕事が教えてくれる」
 ですって. 



 う〜ん... 素敵だなぁ〜 と.
 この方,もっと歩行が上手くなるでしょうね.
 自分の動き方が,その環境によって変化していく事を
 特別な本を読んだわけでもなく,自然に身について分かっているのでしょう.




 なにより,そうやって感じている事がカッコイイ.
 実体験などで,そう感じることありますが
 これを言葉で伝えられるという事は,きっと凄いことだと思うのです.
 付け焼刃ではない感じがしました.




 仕事が教えてくれる. かぁ〜・・・.
 もっと色んな事を聞きだして,学ばせて頂こうと思いました.