現段階での決断
今日は空き時間や帰って来てからほとんどの時間
「顔面神経麻痺」について文献や教科書を調べ上げバチバチに勉強しました.
明日から担当するためです.
今まで,中枢性の方は見たことがあるのですが...
お若い年齢で,外傷性の方ですので
どうしたら良いかなぁ〜 なんて事を考えてみました.
評価として,電気(物理療法)を使用するかもしれませんが,
基本的に,物理療法は使用せずに! リハを行っていきたいと思います.
問題は,転院されてきたこともあって
以前入院されていた場所でのリハビリテーション内容が気になる所です.
まぁ〜... 色々と考えてみた結果,
やはり圧倒的に物理療法を使用しないと決めた点は
顔面筋に筋紡錘は存在しない という点です.
運動単位も少ない様ですし,まだ評価してはいませんが
およそ分離運動が出来ないままになるリスクが大きいと感じました.
某有名人の顔面筋は,およそ多くの筋が連動して動いていますもんね.
筋収縮が得られる事も,大変重要であると思いますが
やはり細かな運動が問われる部位の筋であるだけに
電気刺激などでまとめて顔面筋群を収縮させるのは良くないかな
と思っています.(注:参考文献もあります)
また,咀嚼運動や,瞬きなど・・・
顔面筋が運動(連動含め)するのは,1日で1万回以上になるそうです.
そりゃあ,それくらい行きますわねぇ〜・・・
あとは,良く話しあって.
相手にとって満足のいく方法を考えて行きたいと思います.
なかなかリハ期間が長くなるような事も
色んな文献に書いてありましたが,根気よく. 2人3脚で.
あまり教科書などに捉われるといけませんしね.
とにもかくにも,明日です.