車いすを学ぶ ①


 今日は午前が臨床で
 夕方からは車いすセミナーへ参加してきました☆



 実際にOTの先生による講義でして
 モールド型の坐位保持装置を実際に採型してみせて下さったり,
 シーティングの概念なども勉強してきました.



 この先生.
 アフォーダンスについて日本訳した本を出している有名な先生と
 共同で本を書かれているような先生でして...



 シーティングセラピーなるものを
 この眼でしっかりと見てくることが出来ました.



 
 モールド型の意味を,
 エコロジカルセラピーを合わせて学ぶことにより
 かなりしっくりくる事が出来ました.



 これがアフォーダンスか と
 実際にモールド型の装置に乗って
 理解することが出来ました.(ただ,僕の型ではありません)



 固めるのでは,ないのですね.
 実際に乗って体験することが出来ました☆



 フェルデンクライスメソッドの要素もあったように感じましたが
 かなり理解しやすい内容で,もっともっとこの先生の
 お話しが聞きたかったです.



 モールド型の装置に座り
 リーチ動作を行うといった点でも確かにその効果は期待できるかと
 思いましたが,個人的には肩を動かしたり,首を動かしたりしました.



 その方が,より体験できるかと思ったからです.
 もちろん,リーチ動作も大腿部に重心を移す事がスムースになり
 装置が無い状態とでは全く違う感覚でした.
 ただ...APA'sの影響もあるかなって...(って,どっちも一緒かっ!)
 



 いやいや...
 本当に勉強になりました!
 採型する際の手の使い方や,評価しながら下肢を動かす場面
 どこに注意しながら触っているのかなぁ〜 
 なんて思いながら見てましたが...凄いです.



 なかなか,普段の臨床でも上部体幹が上手く腹部に乗せること
 結構難しいんですよねぇ...



 採型しながら,上部体幹と頭頸部,そして肩が
 どこの場所なら上手く乗るか?
 とても繊細に評価していたかのように思います.
 


 ちょっとでも坐位保持装置に依存しているようであれば
 適切な腹圧で姿勢を保持できないかと思いますし
 それが逆であれば,腹部の弱い方ならばなおさら
 バックユニット系が強く働き過ぎて返って姿勢を固めてしまうと思いますし.



 う〜ん...
 まだまだヘタレな男ですが,採型してみたい!



 まぁ...もっとも,
 端坐位での姿勢をもっとファシリテート出来るようにならなければイカン.



 車いすの分野で,ほんの一部しかまだ学んでいないかと思いますが
 それでも,普段やってて良かったな なんて思う事が
 今日のセミナーの中でちょいちょいありました.



 決して勉強してきたことは,無駄ではなかったなぁ〜 なんて.
 最後,今日の講師の先生がおススメの勉強会を案内して下さった時
 3年ほど前に読んでいた有名な先生のサイトの案内があった時には
 その当時しっかり読んでて良かったなぁ〜 なんて思いましたが.



 でも,満足してたらいけませんね.
 


 もっと車いすについて勉強していきたいと思います.
 今日講義をして下さった先生,そして勉強会の案内を下さったアイムエイム様
 本当にありがとうございました!



 明日も朝から車いすの勉強会に参加してきます☆
 楽しみだぁ〜!!