端坐〜仰臥位


 寒い日が続きますね.
 風邪など,徐々に流行ってきている感じがします.
 風邪引かないようにしないといけないですね.



 今日は,午前中に訪問リハの患者さんで
 担当者会議がその方の家で行われたりして
 ややドダバタしましたが,午後からは普段の臨床と同じでした.



 そういえば最近,
 臨床の中でとても悩む事があります.
 それは,端坐位から仰臥位になるまでの動作介助です.



 特に,肘をつき
 体を寝かせた後,両下肢がまだベッドに上がっていない状態から
 ベッドに上げる際の介助の仕方です.
 何か良い方法がないかなぁ〜 なんて感じています.



 と,言いますのも
 まず,どうしてもその際に両下肢を持ち上げてしまう感じになりがちになる
 そして,両下肢をベッドに上げると上半身が仰臥位方向へ向いてしまう
 といった事があるためです.



 色んな方法を考えてはいますが...
 とは言っても...
 もちろん,患者さんの身体状況によって違いますよね.



 でも,やはり体にムチ打って両下肢を上げたりしていては
 介護する側の方にとっても,そして患者さんにとっても
 良いケアでないように思います.



 特に,当院の診療圏における高齢化率は33%を超えています.
 老々介護なんて事は,特に珍しい事なんかではありません.


 介護する側の人にとってみれば
 「両下肢を上げる」 なんて動作は,
 もしかしたらほんの一瞬の出来事かもしれません.



 それでも,やはりそこを無視して行くわけにはいかないですよねぇ〜...



 これは,やはり個人的に大きな課題ですね.
 相談したり,考えてみたりして,
 ちゃんと向き合って行きたいと思います.