リフトのセミナー

 こんばんは. 後藤です.



 昨日,なごや福祉用具プラザにて褥瘡公開講座がありました.

 そこで,午後からリフトについてのセミナーがあったのですが

 当会のスタッフ数名がお手伝いということで参加させていただきました☆



 午後からのセミナーはもちろん実技が中心で,

 リフト体験を後半に行い,前半にまず基本動作,効率のよい体の動かし方を行いました.



 K先生の説明やデモンストレーションを中心に,僕らタスク(各グループに割り振られたスタッフ)

 がグループ毎に実技練習や体験を行っていきます.



 K先生の説明やデモンストレーションが,後半になるにつれ参加者の盛り上がりを加速させていく・・・

 そんな感じのセミナーになったと思いました☆



 やはり,「巻き込む力」. これはとても勉強になりました.



 僕も,自分が担当するグループがありますので

 なんとか! と思い頑張ってみました☆



 ただ・・・ まだ自分の力不足なのかなって思う事もありました.

 その場限りの,参加者と僕との関係は,やはり思っている事の半分も伝えられないなぁ

 なんて感じたのです.



 確かに,時間の制限はあります. 「型」で覚えないように! なんて言っても,

 いずれにしろ参加意欲が強い方に対し,即実現できるようなものでなければ

 イケないのかもしれません.



 それに,僕の発言も,簡潔にかつ人を動かすものだったのか?

 と言われると,胸を張って言えない部分もあります.



 参加者の多くは,普段の臨床で困っている事があり,

 「なんとかしたい!」と思い参加しているのだと思います.



 「理屈は分かる・・・けど自分が行うと難しい」 という意見を聞きました.

 

 それでも! この事に対し,「今のケアの方法を見直そう」 と感じて下さったら

 明日からのケアが変わるはずです.



 ただ,「自分には難しいから今まで通りで・・・」 となるのは,少しもったいない気がします.

 何故か. それは 「もう解決法が分かったから」 だと思うからです.



 少しの時間で,完璧に人の動きを効率よく,上手く動かせるなんていうのは

 そうそう簡単な事ではありません.



 まずは,職場スタッフや友人などで練習し

 色々な事を感じながら,技術力が向上していくのだと思います.



 そうすると,不思議と応用もきくと思うのです.

 

 余裕が出ますしね. 違う視点で見れるし,考える事も出来ます.

 だから,「難しいからやめる」と考えても,まずは一度練習してみる事!


 
 これは大切なんじゃないかなって思います.



 もし,練習していく中で,「自分にはこの方法は合わないな」

 と感じたのなら,それはそれで良い事だと思います.

 きっと,より良い方法を見つけられているという事だと思うので.




 「時間が無い」 「スタッフが少ない」 「スタッフ全員が気にしてない」




 多分.多分ですが,病院や施設で働いている方は皆,

 一度や二度はこう思った事があるのではないでしょうか?



 分野は,感染やリハビリテーション. はたまた看護体制はじめ組織体制など.

 人によって違う事と思いますが,




 そんな事言ってたって,何も変わらない! 




 なんて思います. 偉そうに言ってはいますが,

 僕もまだまだ向き合っていかねばならない事,

 もう,山のようにあります.



 中には,「なんとかしたい!」と,思えなくなってしまった事もあります.

 

 それでも,ずっと気にはなります. 問題点に対し考えなければならないのに

 それを自分自身で「放棄」しているからです.



 その事を考えると,とても不安な気持ちになります.

 もしかして,これが患者や対象になる方に不利益があってしまったら・・・

 と思うからです.



 人のせいにすることは,とても簡単な事ですよね. 僕はそう思います.

 自分が変わらなきゃ. なんとかしなければ! 

 こう思える様になれなければ,何も変わらない事でしょうね.




 あまり多くの人数は入れないのかも知れませんが,

 12月18日の夜,福祉用具プラザにて練習会を行おうかと考えています.



 昨日のセミナーで気になった事や,もっと色んな方法を練習してみたい

 コツを聞きたい,実技より困っている事を相談したい,自分,変わります!! ・・・などなど.


 後藤チャンに会いたいわ って事でも良いかと思います. 結婚していますが.(←冗談です)


 この18日の練習予定は,先月の褥瘡講座の時を終えた時の反省点から考えたものです.

 なかなか練習する場って,無いもんですしね.



 この「快適ケアを一緒に考える会のスタッフ」は,とてもアツい人が揃っています.



 これは,かなり自信を持っている事です.(←代表が一番の問題児ですので)

 ですので,現場で困っている事を相談しに来る. でも構いません.

 また,この情報は追って報告させていただきますね.



 それにしても・・・.

 ちょっと,分かりづらいヘンテコな文章になってしまいましたぁ・・・.

 でも!どうしても言いたい事は,


 「1人で悩まず,うちの会を上手く使って下さい」


 ということです.



 今の現場を変えたい! 何とかしたい! とお考えの方.

 待ってます. 一緒に変えて行きましょう!!!



 最後に,福祉用具プラザのスタッフ,参加して下さった方々,

 昨日は誠にありがとうございました.


 とても僕自身,勉強になりました.

 今後は,このブログも臨床やケアについて考えた事を

 もう少し書いていきたいと思います.