ミーティング

 こんばんは. 後藤です.



 本日は訪問リハの日でした.

 NSTもあるのですが,ポジショニング考案会(一応カンファと呼ばれています)

 を優先したり,退院間近な方を最後に見させていただいたり・・・



 特別,思い入れがあるわけではありませんが

 この退院間近な方を担当させて頂き

 改めて患者さんの気持ちを理解することの必要性を感じた

 そんな症例であったと思います.



 とても,自身の身体に注意が向きやすい!

 お若いですしね. 自分の評価が患者さんの気持ちと同じだった時

 すぐに動作が変わる・・・ とても良い経験をさせて頂きました.



 膝蓋骨骨折の方なのですが,特別過度なストレッチやROMをしなくても

 正座が出来るようになり,改めてOPEを受けた方の考えや注意の向き方が変わる事で

 十分な結果が出るのだなと感じました.




 で! 話しは変わりまして,

 今日は快適ケアのミーティングが行われました.



 話しの内容は,11月14日に行われる褥瘡公開講座の内容決め

 そして12月6日に宇野病院にて開催する当会主催の勉強会についてです.

 

 色々と話しあってきましたよ〜☆



 12月6日に関しましては,ほぼ内容も詰まってきました.

 後は,会場提供施設との兼ね合いもありますので

 本決まり次第,決定事項を記載させていただきます.



 今日は勉強会を行う上で必要な事.

 K先生を中心に様々な事を学んできました.



 段取り・責任の所在・役割の重要性・・・  大事ですね!



 その他,臨床の話しや

 もちろん,今後快適ケアが行う予定の活動について話したり.



 勉強になる事. 尽きませんね.

 

 1つの物事に対して,やるからにはトコトン! という姿勢は

 普段の臨床から,あるいは仕事に対する姿勢からそうであると思いました.



 対象となる方にとって,何がどうなれば最も良い事なのか.

 臨床だけでは,ありませんねぇ・・・. もっと僕も考えられるようになれなければなりません.




 で,帰り道.

 1時間程車に乗っていますので,今の僕について考えてみました.



 とても幸せな事に,この会の代表をさせて頂いていますが

 一体,自分が今出来ている事. それがどの程度のものなのか.



 この会が,各地区で勉強会を行う際や

 何らかの形で協賛したり・・・



 その際に,代表として

 「あの人はこんな実績があるのだよ」 と,

 関わって下さる方が言えるような功績など

 僕には社会的に評価を得ている物がありません.



 いわゆる博士号を持っている とか

 論文を何本も書いている とか

 そしてその一本が何か賞を貰った とか

 長い経験年数で知る人ぞ知る とか

 メディアに出た事がある とか.



 せいぜい,学会発表がいいとこで

 一度,論文にしませんか? と某学会から座長の推薦文を頂いた程度.

 持っていても必要性がどの程度あるか分からない

 加算も特別な手技も出来ない認定師についても自慢にすらなりません.(←いやホントに…簡単でしたし)




 堀田先生や下元先生という大きな存在があって

 成り立っていて,何よりK先生の存在も大きいです.




 この現実を,とても嬉しく思うのと同時に

 自分自身の小ささに気付かされる事もあります.



 もちろん,まだまだ学ぶ事は沢山ありますし

 焦っていて道を外すような事はしたくありません.



 でも・・・.

 どこの馬の骨かも分からないようなヤツのままではイケないと.



 この会の活動を通じて・・・ というのも,大事な事と思いますが 

 自分自身にまた別の課題を掛け,精進していく必要性があると考えました.



 僕は,見習うべき・尊敬すべき先生方に何度も接することが出来ました.

 もっと! べったりと注意深くその先生方の動きを注目し,コツコツとやって行きます.


 
 そして,いずれ何か1つでも,恩返しが出来たら・・・

 親孝行すら上手く出来ていない僕が言うのは,変であるのかも知れません.




 それでも! 何より,より良いケアが実践されている世の中に!



 

 本音で言います.

 自分自身の功績や実績などを上げる事に,そもそも興味はありません.

 でも,せめて信頼されるようなセラピストになる事がある程度求められるのであれば

 どんなに苦手な事であっても向き合う必要性があると感じました.



 目の前の患者さん1人とその背景に存在する100人の患者さん,どちらを優先するのか?

 と,ブラックジャックによろしくに書いてありましたが,僕はどちらもとれるようにします.(←宣誓!)



 そして,拘縮でガチガチな患者さんや

 褥瘡が治らないまま・・・ なんて方がいない世界に.



 是非,一緒に考えていけたらと思いますので

 今後とも,宜しくお願いいたします.