臨機応変

 こんばんは. 後藤です.



 今日は,褥瘡回診&委員会がありました.

 熱傷や創傷の方も見させて頂くため勉強になるのですが

 予想外の部位に創傷? 褥瘡? が出来た方がみえました.



 なんと,上唇の裏にできたそうで...



 見てみると,頚部の伸展が非常に強く

 前歯がしっかりとあるため,痩せてしまった上唇が 
 前歯にピタっと持続的に圧迫力を与えている状態でした.



 頚部もそうですが,肩や上腕などなど・・・

 やはりポジショニングがしっかりと出来ていないと

 こんな事も生じるのだなぁ〜 と感じました.



 いやぁ〜・・・ 初めて見ましたしね...



 いち早く対応をしなければ! となり,

 口腔ケア用品やその他色々な案が出ましたが

 やはりポジショニングがまず必須でしょうよと.



 なかなか頚部の屈曲が入りにくかったので

 少々側臥位方向にて調整してみました.



 その方が,唇にも余裕が出ますし

 なにより頚部の位置決めがしやすかったです.

 筋緊張が落ちていくのも分かりました.



 それにしても,対応が遅いぞと. 僕.

 もっと働きかけが重要であると思います.





 それと今日は,昼休みにNSTの委員長(内科Dr.)から電話がありました.



 「ちょっと,内科診療室まで来てくれない?」



 との事. とてつもない緊張に包まれながら向かうと

 そこには既に半分白衣を脱いで待っている先生が!?


 
 なんでも,肩が痛くて参っているとの事.

 緊張する中,少しの時間でしたが触ってきました☆



 かなり痛みがあるようで・・・

 色々と評価やアプローチをしている際,



 「肩甲骨というのはですね・・・」 「胸椎が・・・」 「先生の胸郭は・・・」



 などなど・・・. 今思い出してみると,なかなかな事を言いながら触ってきたもんだと.

 でも! 間違ったことは・・・ 多分言ったつもりはありません!(←いいぞ!強気でいいんだぞ!) 



 思った以上に効果が出たようで,何よりでした☆ かなり嬉しかったです.



 ただ,昼から何件も内視鏡などがあるようで,かなり大変な予定だったそうで

 夕方にまた痛くなる,または悪化するようだったら

 とてつもなく低い声で電話するから待ってろよ と.



 触らせていただく前にも,ちょっと脅されましたしね(笑)



 それにしても,実際昼からはどうだったのか

 とても気になる所です.



 夕方からは委員会もあったため,

 なんだかんだで連絡できなかったので,

 その後どうだったのかかなり気になりますが・・・.


 
 とてもストイックで視点がとても鋭い・・・

 それでもユーモアもあるという.

 この先生はとても素敵で,隠れファンであります☆



 「NSTで長い付き合いじゃないか」 と笑顔で言って下さるのはとても嬉しいのですが

 それでもまだ緊張している自分がいるという...

 笑いがでる話しは1〜2しか出来無かったですしねぇ〜・・・.




 もっと,自信を持って向き合うには

 自分自身の知識・技術の向上が求められるのでしょう.



 自己研鑚に終わりはないですね.

 次回,今日の様な機会がある時には

 冗談ばかり言う訳にはいきませんが,余裕が持てるよう!



 もうちょっとざっくばらんなお話しが出来るようにしたいです!