NINJA
こんばんは. 後藤です.
今日は,テレビでSASUKEがやっていますね.
この番組に出演されている,特にどんどんとステージを突破する方.
身体能力がとんでもないですね!
基本的な筋力はさることながら,やはりクリアする人(とは言ってもステージ3の数名しか見ていませんが…)
は体の使い方が上手いな〜 なんて思って見ていました.
効率良く動かすために,全て一連の動作で行っているように思います.
これは,ある程度の「勢い」というのを利用している様子です.(←予想...)
で! この一連の動作や「勢い」というのは,
介助の場面でも非常に重要ではないのか? と思うのです.
砲丸投げを行うのに体で勢いをつける・・・ という程,大袈裟なものではなく!
と,偉そうには言っておりますが,これは日本在宅褥瘡創傷ケア推進協会の
実技セミナー前日に行われたリハーサルの際,高知の方々様から教えていただいたのですが・・・
例えば,仙骨座りをした姿勢から椅子の奥までしっかりと座らせる,左右に重心を移動させながら介助する時
以前ですと自分の立ち位置を一回一回右に左にと,変えながらハンドリングしていたのですが
きちんと重心移動を介助できるのであれば,わざわざ立ち位置を変える必要性はないのではないか と.
一連の動作で行う方が,ある程度の「勢い」を利用することが出来ますしね.
実際に行ってみると,かなり良い感じ.
坐位が安定しないですとか,様々な理由から一回一回ゆっくりと行う方が良いかな?
なんて方もみえましたが,そうでなければこういった一連の動作のほうが上手くいくし
少し骨盤の,下部体幹の動きが出てくるようなそんな手応えもあります.
ただ,少し失敗談ですが,介助速度には十分に注意しなければ! なんて事もありました.
圧倒的にこちらの介助量が多ければ,案外動かす事が出来るのにそれを利用しなかったり・・・.
やはり,基本的にはまず相手の自然な動きを感じられる力と,
そこからは患者さんにとって一番合っている方法を考えるという力が必要だな なんて思っています.
練習しやすかったり,まず基本的な・自然な動きを感じ取る為に
「止めて止めて」 で行うのも良いかと思いますが,
僕がそうだったように,その事で意外にも「型」に捕われた練習・・・となりがちになる気がします.
・・・とっても偉そうに言ってすみません.
まだまだ,考える・追求していく必要性のあるこの快適なケア. 勉強は尽きません.
明日はまた臨床! 張り切って行きます!