難しい…

 こんばんは。 後藤です。


 現在、学生の希望もあり脳血管患者の症例を担当して頂いています。

 が、この方の症状がまた難しい・・・。


 右後大脳動脈の閉塞で、損傷部位は右側頭葉と後頭葉です。

 色々と症状、ありますね〜・・・。

 ただ、筋力はバリっとあります。 が、感覚障害が少しある みたいな。


 何を困っているかというと、寝返り動作です。

 軽く飛びます。よいしょっ! よいしょっ! て感じで。

 骨盤、上部体幹と交互に・・・。


 一瞬の内に下肢や上肢に加重させ、少しづつですが飛んでいます。

 下になる肩を引き、そして下になる骨盤を引く。

 という感じで、何故?敢えてその動作を選択しているのか?

 悩んでいます・・・。


 起き上がり動作は? と思いの皆さん。ご安心ください。

 それが、まぁ教科書のような軌跡を描いて起き上がってきます。

 ちなみに下側になっているのは麻痺側です。



 この矛盾が・・・ 悩んでいます(泣)



 起き上がり時、

 上肢への荷重の受け渡しが上手く、

 坐骨→大腿 の流れもとても綺麗なのに

 仰臥位からの寝返りだけが・・・ 飛ぶのです。


 ベッド幅の影響ならば、リハ室の広い所で行ってみようかな?

 とか考えていますが、様々な視点から考え、適切な考察を出したいと思っています。


 学生が、どんな風に考察してくるか・・・ 

 
 とても楽しみです☆