褥瘡回診にて

 こんばんは。 後藤です。


 今日は木曜日ですので、

 午前中は褥瘡回診の日です。


 いつも、療養型病棟で集合し、

 そこからスタートしていくのですが

 新規に褥瘡ができてしまった方がいました。


 決して自慢ではないのですが、

 普段、院内での発生はほとんどなく、

 あってもかなり軽度の方ばかりです。



 ですが・・・。

 この褥瘡ができてしまった方は、

 なんとも言えない状態・・・。


 stageでいえばⅣ.

 なぜ、このような事になってしまったのか?


 以前にも、軽度ではありましたが、

 褥瘡ができやすい方ではありました。


 違う病棟にいた時には、

 しっかりとフォローができていたにも関わらず、

 病棟が移ったとたん、褥瘡が・・・。


 問題は、なぜかマットレス

 変更されていたという点でした。


 院内のマットコントロールに関しては、

 僕に一任して頂いているので、

 全く盲点だったことが悔やまれました。


 もっと、以前褥瘡ができた人に対するフォローも

 しっかりしなくては! と、思いました。


 うぁ〜っ・・・。 今日の夜、寝れるか心配です・・・。

 

 また、この方に対してですが、

 Dr.が指示した薬剤の事について

 病棟スタッフと なんやかんや

 言っており、


「1番大事なのは、体位交換やポジショニングケアについてしっかりすることだ」

「それを徹底していく事を十分に気をつけてほしい」 

                        (確かこんな内容でした…)


 と、熱意ある口調で伝えて下さいました。

 
 うちのDr.は、「ケア」の部分を非常に重視して下さる素敵な先生です!(当たり前なのでしょうが…)


 しかし! 僕が回診メンバー入りした当初は、

 よく色々な質問をされました。

 決して批判ではなく、建設的な批判

 と言いますか・・・。


 今では「ケア」について、僕が言いにくいと思える内容など、

 伝えて下さったり・・・。

 とても良いチームワークだと思えるような

 褥瘡回診が展開できていると思います! (手前みそですが…)



 この会を通じて、また、なちゅはを通じて

 学んだ事が自分のフィールドで役立てる事ができる。


 しっかりと回診メンバーの中の一員なんだぞ!

 という自覚が持てるようになった事は、すごく大きな事です。


 こんな僕でも、知識・技術・思いを持ってすれば

 理解して下さる方々ばかりなんだなぁ〜

 と思っています。


 いくら、「こういう風に行うと良いですよ」

 と伝えても変わらない状況なのは、

 やはり、提案する側に問題がある。


 というように考えるようになって(考えれるようにさせて頂いたのですが…)

 とても良かったなぁ〜 とも思っています。




 僕には、良い事を後輩に伝えていくというDutyがありますので、


「人のせいにすんじゃねぇぇぇぇえっ!!」 (←え???)


 って事を言っています。 

 自慢の「うちの若い衆」にです。(←続!イケメンに対する僻み)



 また、話しが少しズレてしまいましたね・・・。


 何か偉そうに言ってきましたが、

 やはり、僕も心が折れそうになる時(少々オーバー?)や

 「なんでわかってくれないの?」

 なんて・・・。

 ついつい、思ってしまう事があります。


 少し恥ずかしいですけど、

 そんな時、不思議と支えてくれる人が

 現われてくれる・・・。

 様な気がします!


 勝手にそう捉えているのだけなのかもしれませんが、

 それが嫁さんだったり、友人だったり、先輩だったり・・・。

 特に患者さんだったりって事が多くあります。


 患者さんに助けてもらっている事がある。


 変に聞こえるかもしれませんが、

 僕には、そう感じる事があります。


 ・・・まぁ、最後の方は独り言として、

 明日も!はりきっていきたいと思います!