尖足について

 三日坊主。

 僕の一番恐れていた天敵です。


 今日はブログに何を書こう?と

 思ってしまう、日々発見の少ない男です。


 と言っても、書きたくても書けない事や

 ブログに載せて良い境界線を、僕が把握していない

 というのが本音です。

 
 一緒に考えれる場を・・・

 というコンセプトで開設したブログ。

 意外に制限も強い?

 なんて思っています。

 
 しかし!さすが、飯沼さん。

 こんな困っている(?)僕に

 素敵な質問をして下さいました。


 それはポジショニングおいて

 クッションを足底に当てる事

 についてです。


 ポジショニングを行う際

 足底にクッションを入れると

 安定する 

 という話を勉強会でしていたと思います。


 なちゅはでもこう言われていて

 臨床の場面においても

 下肢の筋緊張が緩む印象が強いです。


 しかし、あくまで 一意見として

 聞いて頂きたいのが


 脳血管疾患の

 麻痺側下肢における

 尖足予防に

 足底にクッションを当てることは

 むしろ尖足を促す可能性がある


 という説があるという事です。

 なんか、文章がくちゃくちゃですね・・・

 でも、なんとなく言わんとすることが

 分かって頂けると思います。


 これは、僕が臨床で働き始めた年に
 
 先輩に教えて頂いた話です。


 脳血管疾患の理学療法

 姿勢反射をコンセプトに

 アプローチする先生からすると

 足底にクッションをいれると

 保護伸展反応という反射を誘発し

 膝の伸展や足関節の底屈を促してしまう

 と考えているようです。

 この反応のトリガーは

 どうやら母趾球に存在しているらしく


 足底に当てる=母趾球への刺激

 
 となるため、足底にクッションを当てる時には

 母趾球を外しましょう という事でした。

 
 同じ内容を長々と書いてしまいましたが

 この考えが根付いている

 施設や病院、もしかして地域は
 
 結構あるんじゃないかと思います。


 僕は否定するつもりはありませんし、

 一つの考察としてもっていれば

 すこしでも幅が広がるのでは?

 とも思います。(←なんか偉そうですみません)

 
 要は、そのポジショニングされる側にとって、

 一番良いことであれば問題ないと。

 それだけの事だと思います。


 
 姿勢反射にしても

 ストッフレーゲンの知覚理論にしても

 ただ知識を持っているだけでなく

 対象者の反応を見ることができる

 そんなセラピストになりたいと思っています。

 
 と、言いながらやはり教科書人間な僕は

 今、エコロジカル・リアリズムの観点から、

 環境という根拠を考えるっていう文献を読んでおります。


 でも!まず知識をいれて

 患者さんに接していけば

 多くの事を学べるはず!

 と思っています。



 勉強嫌いだった僕が

 こんなに勉強好きになれるなんて

 昔は全く想像することができませんでした。


 思いのままに書かせて頂いている

 このブログですが

 こうやって書いていると

 改めて多くの人と関われたから

 自分が変われたんだと実感します。


 この気持ちを忘れず、

 常に精進していきたいと思います!

 明日も、良い一日にしたいです!