英語は難しい
新規に発症したラクナ梗塞に対して
アスピリン + クロピドグレル の投与は
アスピリン単剤と比べて
再発を防ぐどころか,出血と死亡を増やすんだそうで.
リスクとしては出血は2倍,死亡は1.5倍なんだそうです.
NEJMに掲載されているそうですが,
ご興味のある方は是非!
その中身を僕は読んでいないので
偉そうに言えませんし,その理由までも分かりませんが
でも,こうやって見出しが「バンっ!」って出ると
「まじかっ!」ってなります.
が,しかし!
鵜呑みにする事は,ホント〜にダメです!
しっかりと本文をお読みのうえ,ご確認下さいね☆
それにしても,抗血小板薬を使用している方が
在宅にて転倒した時って,かなり心配します.
その場で怪我はなかった.
が,1・2ヶ月後に慢性硬膜下血腫を発症する・・・.
なんて経験もあります.
抗血小板薬を使用している方は
やはり血液がちょろちょろと出やすいだけに
発症しやすいのではないかと思います.
発症した時,急に変るじゃないですか.
この時に,すぐにその対応が出来ないといけないし
その可能性があるかも? と
ご家族に予めお話ししておく事も重要だなぁ〜 と
実体験から学んだ事であります.
ちょっとこのNEJMの話しとズレてしまいましたが
薬の副作用とかって,知っておく必要がありますね.
苦手・・・なんですけど.
でも,苦手でも誰かにすぐ聞いたりして
改めて気をつけよう! って,この日記を書きながら
思ったりしました.
それと,違う論文をもう一つ.
コチラです→http://www.bmj.com/content/345/bmj.e5339
変形性膝関節症について書いてあるものです.
変形性膝関節症と診断されなくて,およそ9割の方には
何かしらの異常所見が見つかったという話し.
骨棘が多く,軟骨損傷も多いようです.
痛みのあるなしはさほど大きく関係していない様子...
まぁ,これはフェイスブックページを利用して
勝手にお薦めのアブストラクトが自分のニュースフィードに
あがるようになる機能から知った情報でもあるんですけど.
このBritish Medical Journal(BMJ)に載っていた文章を
Evernoteというアプリにぶち込み・・・
速く読めませんので. ゆっくりを読んでいきたいって思います☆
それにしても,便利なアプリが多い・・・
iPadに散々ため込んであるので,全然読み切れていないですが
なんせ,ジョブスが枕元にあるといい って言ってただけあって
暗い寝室であっても,文章が読めるんですよ!
う〜ん・・・使えば使うほど買って良かったと思っています☆
と,話しがズレましたが.
変形性膝関節症と診断されなくても・・・といっても
どうしても加齢による身体機能の変化って
避けられないじゃないですか.
だから,この論文もそうだろうな くらいな感じではあるんですが
驚いたのは,思いのほかその人数が多い! ということ.
骨棘があっても,痛みがない って事も考えると
あらかじめそういった事を頭の隅っこに入れておく事も
大事なのかな〜って思いました.
寝たきりになってしまった方の
主な疾患については,病棟スタッフはみんな知っていますが
整形疾患について,自分で痛みの訴えがない時って
あまり気にしていない・・・って事,ありませんか?
人工骨頭だから,脱臼に注意しましょう! だけでなくて
膝関節,実は痛みがあるのかも? という視点というかも大事.
筋緊張が亢進するのは,恐いとか不安な状況だから・・・っていう
それだけでは,ないのかも知れませんね.