新人歓迎会☆

 こんばんは。後藤です。

 今日は当院の新人紹介を兼ねた

 簡単な食事会がありました。

 
 今年は30人近くの

 新人職員が入ってきたという

 うちの病院にしては多い!?

 歓迎会となりました。


 自分が新人として

 当院に入ってきた時の気持ちを思い出し、

 初心忘れるべからず!

 と、思いました。


 新人・・・といえば、

 新人研修ですが、

 幸運にも、褥瘡委員会枠の

 体位交換などトランスファー系統の講義を

 去年から任されております。


 また、今年はついに褥瘡委員会の事務局に

 就任する事ができましたので、

 委員会枠で行う講義の

 内容も組むことができます。

 委員会活動として今後の展開も考えなくてはならず、

 大変ではありますが、楽しみでもあります。


 1年で結果をだす!という事は

 困難かもしれませんが、

 頑張りたいと思います。


 最終目標は、

 褥瘡委員会、必要ないから無くせば?

 と言われるよう!

 快適なケアを浸透させれれば・・・

 と、思います!


 
 そう言えば、今日の午前は

 褥瘡回診の日で、

 少しへこんだ事がありました。


 当院の褥瘡回診は

 外科医師、薬剤師、看護師と僕(理学療法士

 の4人で各病棟を回っていくのですが、

 ある病棟に行った時、事件は起こりました。


「後藤くん、このクッション効果ないからやめて!」


 と、ある病室に入るやいなや厳しい意見がありました。


「えっ?何に効果がないと言っているんですか?」(←注:心の声です)
 
 
 と思いましたが、ここで引いてもいけないし、

 こちらの意見を押し付けるのも良くありません。

 ましてや言い争いなど。

 そこで、よくよく話を聞いてみると、


「褥瘡も良くならないし、服着替える時も邪魔なのよ」


 との事。

 う〜ん? 困った。


 寝たきりの患者さんで

 頚部は伸展し、

 両側の・・・

 肩甲骨外転、上腕内旋、肘関節軽度屈曲、前腕回内、手関節屈曲、

 股関節内旋・軽度屈曲、膝関節軽度屈曲、足関節尖足・・・


 文章ではイメージしにくい?・・・ですよね。

 その方は、筋緊張の亢進による姿勢制御が比較的強く、

 ポジショニングにより

 かなりリラックスした状態になる方でした。


 ポジショニング施行時、

 受け持ちのNs.数名と考察し、

 目的等を吟味したはずだったのに・・・。


 まだまだです・・・。


 褥瘡があまり良くなっていない。(体位交換時の注意も含め)

 ポジショニングを行う理由をその看護師に上手く伝えられていなかった。

 上肢が柔らかくなってきましたよ!という一部の意見に満足していた。

 ここ1年、看護師から厳しい意見をもらっていなくて、調子に乗っていた(?)

 などなど・・・。


 うわぁあ〜、悔しい!


「何か新しい手を打ってきますので、明日までこの方法でお願いします」


 もう完全に、だめな奴発言。


「いや、これにはちゃんとした理由がありまして・・・」


 と、ちゃんと意見を通すべきだったのかなぁ?


 でももし、あそこで自分の意見を押し付けてしまったら

 結果、患者さんに不利益を招くことになるかもしれません。


「めんどくさいな〜」


 と思われながら患者さんをあまり触って欲しくないですし。



 こんな僕だって思う事はあります。それをいかに上手く伝えられるか?

 もっともっと、考えていかなければいけない課題だなぁと思います。 

 
 何事においても、徹底的に話し合う必要性は十分感じていますし

 なるべくそれを実行してきているつもりでした。


 短時間で、かつ簡潔にしっかりとした思いを伝える。

 日頃から信頼してもらえる存在になる。

 よっしゃ!がんばろ!


 すぐ、まだ年が若いから甘く見られるんだ・・・

 とスネている場合じゃない!

 いけない癖です。

 経験年数は埋められないし、
 
 年を急にとれるわけではない。


 石川りょう君だって若いのに頑張ってます!


 明日!訪問の日だけど、

 病棟行って話し合ってきます!


 明日も良い1日にしたいです!